俳優・鈴木亮平主演のNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)が、16日放送の第47話「敬天愛人」で最終回を迎える。

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    『西郷どん』第47話「敬天愛人」 NHK提供

2018年1月7日にスタートした『西郷どん』。最終回となる47話では、鈴木演じる西郷が、残った兵士と共に包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方の従道(錦戸亮)は、片足を失って政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は「降伏すれば命を助ける」と指令を出すが、西郷はこれを拒否。城山から最後の戦いに向かう。そして、糸(黒木華)は夫・西郷の真意を息子たちに語り始める。

この47話について、鈴木は番組公式サイトを通じて「敗走に次ぐ敗走。そんなさなかに、『降伏すれば西郷の命を助ける』という一蔵どんからの文がやってきて……。そこで初めて、西郷さんは自分の意思をみんなに伝えます」と印象深いシーンを挙げ、「『おいの体はおはんらに預けたで』と言った理由は何だったのか? ずっと誰にも明かしていなかった『本当の目的』を初めて吐露するのです。そこにこそ、西郷さんという人間の格好よさが集約されていると僕は感じています」と振り返る。

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そして、「ついに迎えることになる、西郷隆盛の最期の瞬間。ここまで西郷さんとして生きてきましたが、不思議なことに死の恐怖は全くなく、すがすがしい思いでした。それは恐らく、『生』をまっとうしたからではないかと思います」と役者としての心境を伝え、「僕が生ききった『西郷隆盛』の人生、ぜひ最後まで見届けていただきたいです」と呼びかけている。

自身のツイッターでも、「西郷どん。明日、ついに最終回を迎えます。自分の命をどう使うか。どう生き、どう愛し、どう死ぬか。西郷さんの激動の人生を生きながら、そんな風に問われ続けた一年だった気がします」「どうか見届けて下さい」と思いをつづった鈴木。フォロワーからは、最終回を迎える寂しさや感謝、期待の声などが続々と寄せられている。

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