現在配信中のスマートフォン用アプリ『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』Jリーグモード実装のメディア発表会が12月13日、東京・ベルサール六本木にて行われた。登壇者は山田理一郎プロデューサー、宮崎伸周ディレクター、声優の井上里奈、木村悠里、そして12月2日の試合をもって現役を引退したばかりの川口能活氏。
『サカつくRTW』は、プレイヤーが財政難により、解体が決まった地元チームのクラブ経営を引き継ぐところからストーリーがスタートする。2018年4月にリリースされ、9月には世界34カ国でサービスを開始。現在150万ダウンロードされている人気アプリだ。
今回実装されたJリーグモードでは、サッカーゲーム初登場となる「J3」をはじめ、「J1」「J2」各クラブの合計54クラブ、選手は総勢900名以上が登場する。Jリーグモードで育てた選手はゲーム本編でも使用でき、世界のクラブに挑むことができる。さらに、海外の選手をJリーグモードに参加させることができるのも本作の特徴だ。
「J3でのプレイ経験がある自分にとって、実名で取り上げられるのはほんとに嬉しいですし、モチベーションになりますよね」と川口氏。宮崎ディレクターは「J3を知らない方にも知ってもらうのがこのゲームの役割なので、ぜひ興味を持っていただきたい」とコメントを残した。
また、Twitterを用いた新たな施策も発表。今後の登場選手を決める「あなたのツイートで登場選手が決まる!?」キャンペーンを実施する。参加条件は、2018年12月31日までの期間に「#サカつくレジェンド」のハッシュタグを付けて、希望のレジェンド選手名をツイートするだけ。
さらに「全国サカつく秘書オーディション H(秘書)リーグ開催」を実施。地元愛という『サカつく』のコンセプトを生かし、各地域を代表した8名の声優を選び、最終的に1名の秘書を選ぶという企画とのこと。今回は8名の秘書候補を代表して井上、木村が登壇し、それぞれのJリーグ愛を語った。また、本企画によって『サカつく』にはじめてボイスが実装されるという。
最後に山田プロデューサーから、「『ロード・トゥ・ワールド』をリリースしたとき、ライセンスの関係でJリーグが入れられなかったけど、努力して入れます、とユーザーと約束しました。今回ようやく入れられてホッとしています。これをもって『ロード・トゥ・ワールド』が形になったかなと。ぜひ世界を目指して、チャンピオンになる夢を持ってプレイしていただければと思います」とメッセージが送られ、今回のメディア発表会は幕を下ろした。