ソフトバンクとヤフーが展開するスマホ決済サービス「PayPay」。総額100億円のキャッシュバックキャンペーンが話題となり、PayPay狂想曲とも言える状況となっているが、12月13日の夕方頃より、一時的に全機能が利用できない状態に陥った。
PayPayはこの不具合について、利用者が殺到したことにより、サービスを利用しづらい状況となったため、13日18時頃から~19時30分頃まで、全機能を停止して緊急メンテナスを実施したと説明している。広報担当者は、ここまで利用者が殺到した理由について正確に把握しているわけではないが、夕方の時間帯は利用者が多いという傾向も影響したと話している。
なお、ちょうど13日のPayPay不具合の直前、Twitter上では「PayPayの100億円キャンペーンが本日で終了する」という怪文書が出回り、SNSを中心に大きく拡散していた。出回っていたのはコンビニエンスストアの店舗向けに送付された内部資料を撮影したという体裁の画像で、投稿者もコンビニ関係者であることをにおわせていた。真偽は不明ながら13日の23時59分をもって、キャッシュバック原資が尽きることからキャンペーンを終了するといった内容だ。
PayPay側はこの怪文書と利用者が殺到したことの因果関係について判断しかねるとし、また内容についても「弊社が公表したものではない」と話している。
同キャンペーンは2019年3月31日までの期間限定であるが、期間内であっても利用者へのキャッシュバック総額が100億円に到達した場合は終了するとされている。PayPay側は今回の騒動のなかで改めて、期間内の終了がある場合、「事前にホームページ上で告知した上で終了する」と説明している。
追記: 12月13日22:00、PayPayは、"100億円キャンペーン"の還元額が上限に達したため、同日23:59にキャンペー