ビジュアル系バンド・ゴールデンボンバーの歌広場淳が、カンテレの単発番組『ゴールデンボンバー・歌広場淳のミュージカル広場』(15日10:55~11:20 ※関西ローカル)で、地上波初冠番組を担当する。

  • ゴールデンボンバーの歌広場淳=カンテレ提供

この番組は、月に1本以上は必ずミュージカルを観劇しているという芸能界きっての“ミュージカル通”の歌広場が、「この冬~春にかけて絶対に観てほしい」というミュージカルを厳選して紹介していくもの。自身のイメージカラーである紫のスーツでばっちりキメた歌広場は「みなさんこんにちは! ミュージカルをこよなく愛する男!歌広場淳です!」と、冒頭からハイテンションだ。

そして、兵庫県・西宮に住んでいた小学校1年の時に宝塚歌劇に出会い、それ以来、宝塚、ミュージカルにハマった経緯を説明。「ミュージカルは突然歌い出すからちょっと苦手」という人に向けて、「楽しいときに鼻歌を歌ったり、悲しいときにお風呂でワ~っと叫んだりするじゃないですか。それをものすご~くオーバーにしたのがミュージカル。日常の延長線にあるものなんです!」と持論を展開する。

今回は、『マリー・アントワネット』『キューティ・ブロンド』『レベッカ』の3作品の魅力を、歌広場ならではの目線で、初心者にも分かりやすく紹介。『マリー・アントワネット』でマリー・アントワネット役を演じる花總まりと笹本玲奈のWキャストに「どちらがいいかなんて選べない!」、『キューティ・ブロンド』の主演・神田沙也加を「めっちゃかわいい!」、『レベッカ』の主人公を演じる大塚千弘に「この役を演じるために生まれて来たんじゃないかと思うほど、感動を覚えた!」と、それぞれ魅力を熱弁をふるう。

収録を終えた歌広場は「オファーをいただいたときは『やります!やらせてください!!』って二つ返事でしたし、今のミュージカル好きな僕がいるのも、関西があって、そして宝塚があったからこそなんで、何らかの形で恩返しができればという気持ちがありました」とコメント。「歌と踊りなくして、僕の人生はありません! ちなみに、ゴールデンボンバーで『女々しくて』とかいろんな曲を踊っていますが、気持ちとしてはミュージカル俳優のつもりです(笑)。今の僕をつくってくれたミュージカルをぜひ、みなさんにも好きになってほしいです!」と呼びかけた。