JR東海は12日、「TOICA」のサービスを2019年3月2日から拡充すると発表した。利用エリアが167駅に拡大し、愛知環状鉄道も「TOICA」が利用可能に。「TOICA」定期券の新規購入・継続購入が可能となる指定席券売機は3路線・12駅で導入される。

  • 「TOICA」の利用エリア(画像提供 : JR東海)

今回の拡充により、3路線・18駅に「TOICA」を導入し、利用エリアが167駅に拡大する。新たに導入する路線と駅は、東海道本線の柏原駅・近江長岡駅・醒ケ井駅、御殿場線の下曽我駅・上大井駅・相模金子駅・松田駅・東山北駅・山北駅・谷峨駅・駿河小山駅・足柄駅、関西本線の南四日市駅・河原田駅・河曲駅・加佐登駅・井田川駅・亀山駅。加えて愛知環状鉄道の全23駅も、3月2日から「TOICA」が利用可能に。これに合わせて「TOICA」エリア内の駅でJR東海と愛知環状鉄道の「TOICA」連絡定期券を発売する。

また、「TOICA」エリアの駅窓口に加え、3路線・12駅の指定席券売機でクレジットカードや現金による「TOICA」定期券の新規購入・継続購入が可能となる。対象となる路線と駅は、東海道本線の名古屋駅・金山駅・幸田駅・蒲郡駅・豊橋駅・浜松駅・掛川駅・島田駅・静岡駅・三島駅、中央本線の勝川駅、関西本線の四日市駅。その他の「TOICA」エリア内の在来線駅も順次、「TOICA」定期券が購入できる指定席券売機に取り替えるという。