お笑い芸人のバカリズムが10日深夜に放送されたテレビ朝日の単発バラエティ番組『19の夜 -大人でも子供でもない夢前夜-』(深夜1:59~2:24 ※関東ローカル)に出演し、新ネタを作り続ける理由を明かした。
同番組は、ケンドーコバヤシとスピードワゴンの小沢一敬がMCを務め、“大人でも子供でもない19歳の1年間”に焦点をあてて、ゲストの人生を引き出していくというもの。
映画学校時代の恩師がバカリズムについて「歴代1位の突き抜けた才能。あそこまで笑いにストイックな人はいない」と語ると、小沢は「新ネタだって、いまだに単独ライブをやり続けるし」と漏らした。
これに対してバカリズムは「自分がネタ番組に出たとき、たまに、ものすごい大御所の方が『何年かぶりのネタを披露』ってあるんですよ。面白いし、笑うんだけど、更新されていない感じがあるんです。前の時代だなという。そうなるのが嫌」と明かし、「やっぱり最後に作ったネタで感覚は止まるんですよ。次のネタを作るのは前の感覚を捨てる作業だから、嫌でも更新しないといけない。懐かしさは濁りじゃないですか」と語った。
続けて「懐かしいというのが入ると、盛り上がってウケたとしても、他の人たちは『負けた』って思わない」と新ネタを作り続ける背景を説明した。
バカリズムの話を聞いていた小沢は、感動した様子で「マジかっこ良すぎるって!」と感想を述べていた。