養命酒製造はこのほど、「女性の『冷え』と『睡眠』」に関する調査結果を明らかにした。同調査は、11月10日~12日、全国の20歳~59歳の女性1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
自分は冷え症だと感じるか尋ねたところ、69.2%が「あてはまる」と回答した。不眠症だと感じるかという問いに対しては、25.9%が「あてはまる」と回答している。冷え症の自覚別にみると、「あてはまる」の割合は、冷え症の自覚がある人は28.9%で、自覚がない人(19.2%)と比べて9.7ポイント高かった
最近、睡眠負債がたまっていると感じるか尋ねると、47.7%が「あてはまる」と答えた。冷え症の自覚別にみると、「あてはまる」の割合は、冷え症の自覚がある人は52.5%で、自覚がない人(37.0%)と比べて15.5ポイント高かった。
日頃感じている悩み・不調を聞くと、最も高いのは「疲れやすい」(52.4%)で、「よく肩がこる」(51.0%)、「疲れがとれない」(44.9%)が続いた。冷え症の自覚別にみると、「疲れやすい」や「だるさを感じる」では、冷え症の自覚がある人のほうが約20ポイント高くなっている。
冷えや不眠につながる生活習慣を示し、それらに当てはまっているか尋ねたところ、「寝る前にスマホをいじる」(60.8%)が最も高かった。冷え症の自覚別にみると、「寝る前にスマホをいじる」(自覚あり65.9%、自覚なし49.4%)では、冷え症の自覚がある人のほうが16.5ポイント高かった。
冬の間、自宅や外出先でどのようなアイテムを使って冷え対策をしているか聞くと、「ひざ掛け・ブランケット」(46.6%)が最も多く、「レギンス・タイツ」(41.9%)、「マフラー・ショール」(40.1%)、「手袋」(34.9%)、「機能性インナー」(34.7%)と続いた。
「美容」について、現在の自身の状況は好調か不調か尋ねたところ、14.3%が「絶好調」「好調」、38.2%が「絶不調」「不調」と答えた。冷え症と不眠症の自覚別に「不調(計)」の割合をみると、冷え症と不眠症のどちらも自覚がある人は49.5%と、どちらも自覚がない人(33.7%)と比べて15ポイント以上高かった。
「仕事」についても同様に現在の自身の状況は好調か不調か聞くと、33.8%が「絶好調」「好調」、19.6%が「不調」「絶不調」と答えた。冷え症と不眠症の自覚別に「好調(計)」をみると、冷え症と不眠症のどちらも自覚がない人では42.0%と、どちらも自覚がある人(28.2%)よりも高くなっている。