JR東日本とジェイアール東日本物流は11日、予約可能な手荷物預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」を東京駅で2017年11月から展開するecboと提携し、ジェイアール東日本物流が運営する品川駅・池袋駅の手荷物預かり所に12月15日から「ecbo cloak」を導入すると発表した。
東京駅では手続きに戸惑い手荷物を預けられない訪日観光客などに対応するため、2017年11月から手荷物預け入れの予約ができるサービスを展開している。今回、東京駅と同様に手荷物預かりの需要が高い品川駅・池袋駅に同サービスを拡大し、手ぶら観光のさらなる推進を図るという。同サービスの導入により、事前予約による現地での不安解消や手続きの簡略化による混雑緩和、多言語対応による訪日観光客の利便性向上を見込んでいる。
同サービスの予約開始日は12月12日、利用開始日は12月15日で、営業日時は土日祝日の10~20時。利用料金はサイズに関わらず一律800円(税込)/日・個で、当日予約も可能だが、複数日の預かりは行っていない。サービス開始場所は、品川駅のびゅうプラザ前手荷物預かり所・中央改札内手荷物預かり所、池袋駅のチェリーロード手荷物預かり所となる。
手荷物預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」は、2017年1月に東京都内でスタートした「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービス。ネットで事前予約することで、カフェ・美容院・レンタサイクル・着物レンタル店・神社・郵便局・一部駅など多種多様なスペースに荷物を預けられる。