お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、きょう11日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)で、飛行機での体験談を語る。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回登場するのは、「ジェットスター・ジャパン」初の女性パイロット・長瀧矢永子さん(24)だ。
幼少期からスポーツ万能だった長瀧さんは、将来を期待される有望な水泳選手だったが、なかなか上位になれずに悩んでいたとき、若手パイロットの活躍を描いたテレビドラマを見たことがきっかけで、パイロットに憧れを抱く。その憧れは本格的な目標へと変わり、桜美林大学パイロット養成コースに進学。2000万円に上る授業料・訓練費を、奨学金等でどうにか工面し、2017年にジェットスター・ジャパンのパイロットとして採用された。
「乗客の命」を預かる大きな重圧を抱えながら、乗客を目的地まで運ぶのがパイロットの仕事。入社から1年半は地上勤務や過酷な訓練生活、副操縦士となった今も、飛行経路の天候、滑走路や機体の状況など、数百項目に上る確認事項を頭に叩き込む。コックピットに乗り込んでからも、安全に飛行機を飛ばす最終責任者として、機体の隅々に目を光らせ、それでもフライト後の反省会では機長から厳しい言葉が飛ぶ。さらに、パイロットには半年に1回のライセンス維持の審査が義務付けられており、フライトの技術・知識を問う試験や、身体検査をパスしなければ乗務を続けることができず、パイロットを続けることは、一生勉強と隣り合わせなのだ。
一見、華やかな世界だと思われるパイロットの世界だが、現実はテレビドラマのように感動的な出来事などめったに起こらないという。それでも、幼い頃から見上げてきた空が目の前に広がる喜びをかみしめる、彼女のセブンルールとは…。
ドラマを見てパイロットに憧れたという言葉を聞き、青木崇高は「もうちょっとドラマ頑張ります」と苦笑い。そして、話題は飛行機内での体験談になると、若林は、飛行機が着陸した瞬間、自分にだけ「酸素マスクが降りてきた」というエピソードを話す。それを横で見ていた、相方・春日俊彰が取った行動にスタジオは爆笑。さらに、本谷有希子も飛行機の中で目撃したドラマチックな展開を打ち明ける。