東武鉄道は10日、年末年始の列車運転について発表した。大みそかから元旦にかけての終夜運転は東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間と大師線西新井~大師前間で実施。東上線は終夜運転を行わず、終列車繰下げ・始発列車繰上げを行う。
同社は年末年始の12月29日から1月3日まで土休日ダイヤで運転。この期間中に特急列車を利用する場合は土休日特急料金となる。大みそかから元旦にかけての終夜運転は、東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間にて約35~60分間隔、大師線西新井~大師前間にて約10~45分間隔で普通を運転。北春日部発浅草行の終列車後・初列車前に1本ずつ臨時列車を運転し、同区間の終列車繰下げ・始発列車繰上げを行う。東武スカイツリーラインと東京メトロ日比谷線・半蔵門線との直通運転は行わない。
東上線では、通常の小川町発川越市行の終列車を池袋駅まで延長運転。通常の志木発池袋行の終列車後に臨時列車1本を運転するほか、通常の池袋発成増行の終列車後に池袋発志木行の臨時列車1本を運転し、それぞれの区間で終列車の時刻を繰り下げる。通常の志木発池袋行の初列車前に臨時列車1本を運転し、通常の志木発小川町行の初列車を池袋駅始発として、それぞれの区間で初列車の時刻を繰り上げる。
大師線は大みそかから元旦にかけての終夜運転に加え、1月1~3日の10~16時台も列車を増発し、通常10分間隔から約8~10分間隔とする。正月三が日に大師線を走る列車について、2019年の干支・亥をデザインしたヘッドマークを掲出して運転するという。