京阪電気鉄道は10日、年末年始の列車運転について発表した。大みそかに京阪線および男山ケーブルで終夜運転を行うほか、1月1~3日は初詣などに便利な「正月ダイヤ」を実施し、京橋~七条間ノンストップの快速「洛楽」を上下各6本運転する。

  • 京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)は12月31日18時から1月1日10時まで「大晦日ダイヤ」を実施

  • 「大晦日ダイヤ」「正月ダイヤ」は京阪線と男山ケーブルで実施される

京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)と男山ケーブルは12月29・30日と12月31日の初発から18時まで土曜・休日ダイヤで運転。12月31日18時から1月1日10時まで「大晦日ダイヤ」として終夜運転を行い、京阪本線・鴨東線は急行・普通をそれぞれ約20~30分間隔、中之島線は普通を約20~40分間隔、交野線・宇治線は普通を約30~40分間隔、男山ケーブルは約5~10分間隔で運転する。大津線(京津線・石山坂本線)は12月29日から1月3日まで土曜・休日ダイヤで運転し、大みそかの終夜運転は行わない。

1月1~3日の昼間時間帯に実施される「正月ダイヤ」では、京阪本線・鴨東線にて特急・急行・普通をそれぞれ約12分間隔で運転。京橋~七条間ノンストップの快速特急「洛楽」は1月1~3日の午前を中心に上り(淀屋橋発出町柳行)6本、午後に下り(出町柳発淀屋橋行)6本が設定され、うち上り4本・下り4本は3000系、上り2本・下り2本は8000系で運転される。「正月ダイヤ」期間中、座席指定の特別車両「プレミアムカー」を連結した8000系は1日あたり計100本(快速特急「洛楽」4本、特急96本)運転されるとのこと。

  • 1月1~3日に快速特急「洛楽」を運転。一部列車は「プレミアムカー」連結の8000系を使用する

  • 「プレミアムカー」(6号車)を連結した8000系

  • 快速特急「洛楽」2019初詣ヘッドマークデザイン

「正月ダイヤ」が実施される1月1~3日の昼間時間帯、中之島線・交野線・宇治線も普通を約12分間隔で運転。男山ケーブルは約5~10分間隔での運転となる。各路線とも昼間時間帯以外は約10~30分間隔で運転される。

  • 京阪線など沿線のおもな神社仏閣