俳優の唐沢寿明が、2019年1月期に放送されるTBS系ドラマ『グッドワイフ』(毎週日曜21:00~)で、常盤貴子演じる主人公の夫役を演じることが9日、明らかになった。
このドラマは、リドリー・スコットが製作総指揮を務めて、2009年から7年間アメリカで放送された『The Good Wife』が原作。夫の裏切りと逮捕という最悪な出来事で人生が一変してしまった主人公・蓮見杏子が、弁護士という仕事を通して自らの困難に果敢に立ち向かっていく姿を、時に鋭く、時にユーモラスに描いていくリーガルヒューマンエンターテインメントだ。
『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』(2000年)以来、19年ぶりに日曜劇場で主演を務める常盤をはじめ、小泉孝太郎、水原希子、北村匠海、滝藤賢一、賀来千香子、吉田鋼太郎の出演が発表されていたが、このたび、常盤が演じる蓮見杏子の夫・蓮見壮一郎役として新たに唐沢寿明の出演が決定。唐沢が日曜劇場に出演するのは『ナポレオンの村』(2015年)以来4年ぶり、常盤とは映画『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』(2009年)以来の共演で、今回が初の夫婦役となる。
唐沢が演じるのは、杏子の夫で次期検事総長としても期待されていた元東京地検特捜部長の蓮見壮一郎。壮一郎はある日突然、汚職疑惑と女性スキャンダルが持ち上がり逮捕され、一瞬にして家族も地位も名誉も失ってしまう。さらに取り調べでは、壮一郎との出世争いに敗れたものの、壮一郎の失脚により特捜部長に就任した脇坂(吉田)と、元部下で腹心の間柄だった佐々木(滝藤)から追い詰められていくという役どころだ。
唐沢は「常盤さんは映画で共演したこともあり、他にも何名か共演したことのある俳優さんがいらっしゃるので、楽しみです。この作品の原作を見たとき本当に面白くて、これを日本に置き換えたらどうなるんだろうと思っていました」とコメント。「家族を支えるため16年ぶりに弁護士復帰する杏子の奮闘と、次々に真相が明らかになっていく壮一郎の事件。毎回目の離せないストーリーになっておりますので、ぜひご期待ください!」と呼びかけている。