日本ファイナンシャルアカデミーは12月5日、「忘年会とお金に関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月3日~11日、同アカデミーの受講生212名(男性52.2%、女性47.8%)を対象に、紙面によるアンケート形式で行われた。調査地域は、首都圏および大阪。

  • 忘年会がある月と通常月における飲み会費用

    忘年会がある月と通常月における飲み会費用

調査によると、今年の職場の忘年会に「参加する」という人の割合は、およそ8割(参加する47%+たぶん参加する32%)。

忘年会がある月の飲み会費用が、通常月と比較してどれぐらい増えるか聞いたところ、「1.2~1.4倍」が最も多く42%。「1.5~1.9倍」(29%)や「1.1倍以下」(14%)、「2倍以上」(13%)など、8割以上の人が「通常月の1.2倍超」という結果に。忘年会がある月の飲み会費用は、避けられない出費であることが伺えた。

  • 忘年会費用の理想と現実

    忘年会費用の理想と現実

次に、忘年会費用の理想と現実について調査した結果、全体の64%が「4,000円以内に抑えたい」と思っているのに対し、実際には「4,000円以内に抑えられている」人の割合は35%にとどまり、理想と現実の間に30ポイント近くもの差が生じていることがわかった。

また、忘年会費用を、家計管理上どの項目に振り分けているかを聞いたところ、半数以上が「交際費」(54%)とのこと。イレギュラーな支出「特別費」として管理している人は、わずか3%だった。