アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が5日、テレビ東京系ドラマスペシャル『東野圭吾 手紙』(12月19日21:00〜)の会見に、共演の佐藤隆太、本田翼とともに登場した。

  • 亀梨和也

同作は発行部数は240万部超えとなる東野圭吾の代表作を実写ドラマ化。強盗殺人犯の弟という運命を背負った青年・武島直貴(亀梨)が、周囲の差別や偏見に苦しみながらも、やがて自分の家族を持つまでの軌跡を、兄弟の手紙を通して描く。

作品にちなみ、その場で互いに手紙を書くことになったキャスト陣。クジにより相手が決定し、佐藤は本田に「先日は、来てくれてありがとうございました。今度お会いする時もぜひ来てください」という手紙を読み上げる。佐藤は「以前ご一緒した映画の時も、撮影中に山田(涼介)くんと話してた時に、めっちゃ笑顔で走ってきて。なんだろうと思ったら、なんでもなかったんです。それがすんげえキュートで」と説明。今回も「顔合わせの時に走ってここにきて、僕の前でピタッと止まって『おはようございます!』って。いつも走ってきてくれる」と手紙の内容を明かした。

2番目の本田は、亀梨への手紙で「先日、弾丸で、スタッフの皆様とパスタを食べましたね。今度はフレンチがいいですね」とおねだり。2人は撮影中の空き時間に、アーケードを走って「お箸で食べるスタイルのパスタ屋さんに行った」と振り返る。亀梨は「僕は休憩入った瞬間に店に連絡して、予約が取れるかわからないと言われたので、とりあえず1人で入って。スタッフさんが6〜7人いたんですけど、『とりあえず先に頼んどくわ』って頼んで、みんなで10分で食べて、帰った」と、まさかの主役自ら席を取りに行ったエピソードを披露した。

最後の亀梨は、佐藤に「先日はなかなか会えず、残念でした。今度は食事であったり、野球のお話もたくさんできたら嬉しいです」とビシッと真面目に決める。手紙を読み上げた後には、亀梨が残ったテーブルを自ら片付けようとするなど、さらなる神対応を見せた。

  • テーブルを片付ける亀梨和也と、慌てるテレビ東京

記者からの「心に残っている手紙は?」という質問には、亀梨が「結構手紙をいただく機会も多くて。こういう場所で言えるものから、言えないものまで」とニヤリ。子役からの手紙が印象に残っていると語り、「加藤清史郎とか、(鈴木)福とか、まだこんな(小さな)時に共演して」と背丈の小ささを表す。「みんな立派に大人になって。でも、歯が生え変わる時期くらいの手紙を、しっかりとってあります。プロデューサーさんであったり、脚本家の方であったり、いただいたお手紙って、より鮮明な思いがあるので、しっかりと鍵がかかる金庫に入れてあります。お手紙ボックスです」と明かした。