女優の剛力彩芽と交際中で、2023年に月旅行をすると発表して話題のZOZOの前澤友作社長が3日、都内で行われた映画『ファースト・マン』(2019年2月8日公開)の来日イベントに出席した。
『ファースト・マン』は、かの月面着陸から50年となる2019年公開の映画で、日本公開に先駆けてオスカー最年少受賞記録を有するデイミアン・チャゼル監督と、ニール・アームストロングを演じた主演ライアン・ゴズリングが来日! 宇宙飛行士の山崎直子さんも駆けつけた。
前澤氏は世界的なアーティストを月旅行に招待して、月を見て作品を創作してもらおうという壮大なアートプロジェクト「ディアムーン」を進めている最中で、月周回の旅行計画が実現すれば、民間人初の“ファースト・マン”となることに。今回、監督サイドの要望で対面が実現したという。
一足早く映画を観た前澤氏は、「おすすめです! この数年で観た映画ではダントツのナンバーワンです!」と大絶賛し、「宇宙船のボタンを押すシーン、月にランディングした際のハッチが開く瞬間など、いままでの映画ではなかった情報が再現されていて楽しかった」と細かく分析。「かなりリアリティーが高まっている」と月旅行の意識も上がっているという。
前澤氏同様、月に行ってみたいかと監督とライアンへMCが質問すると、月旅行にメンバーを募ろうとしている前澤氏は「グッド・クエスチョン!」とあいづち。ところが監督は「正直、行くかどうかわからないですね」と否定気味で、「危険があって未知数で、居心地のいい体験ではなかったことを今回知って、子どもの時に知った事実は栄光の部分だけということがわかった。この作品を通して努力、汗、涙があったことを知ることになり、躊躇すると思います」と本音を吐露。「だから、月を近く見られる、シュールな光景を近くで見られるなど嫉妬するよ(笑)」と話した。
ライアンも「撮影は心から楽しんだけれど、一番心が躍ったのは監督がカット! と言った瞬間だったよ(笑)」と同じく後ろ向き。「窓に広がる宇宙の風景など楽しいことはたくさんあったけれど、僕も行きたいとは思わないので、行かれたことがある山崎さん、これから行く前澤さんの勇気に感服します。僕は地上から陰ながら応援しているので、頑張ってください(笑)」とエールを送ると、前澤氏は「そうですね……」と何か言葉を続けようとしたが、「さっき対談で盛り上がりました。あんまりお話しできないんですけど、いろいろ聞いちゃいましたし、いろいろ言っちゃいました。盛り上がりました(笑)」とどこか含みのある発言をしていた。