お笑いタレントの東野幸治と藤井隆が3日、東京・赤坂のTBSで行われたTBS系お笑い特番『朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018』(12月29日第1部25:10~26:40 第2部26:50~27:50)の収録後に囲み取材に応じた。

  • 『あらびき団』藤井隆、東野幸治

    左から藤井隆、東野幸治

あら削りな一芸を持ったパフォーマーを紹介していく同番組。今回も2019年にブレイクする芸人を発掘するべく、昨年の夏に続いて「あら‐1グランプリ」を開催する。初代王者は、村上ショージを父にもつバターぬりえ(現在は、ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅに改名)で、2代目王者は、"キング・オブ・あらびき"と称されたハリウッドザコシショウ。3代目は“奥歯ガタガタ言わせ節”で東野たちを大爆笑させたダークホース、ふーみんが輝いた。

今回も予選を勝ち抜いたファイナリストには、ハリウッドザコシショウ、キュートン、風船太郎という同番組おなじみのメンバーを筆頭に、テレビ初登場の無名芸人まで続々と登場。友近&ゆりやんレトリィバァのタッグも参戦し、平成最後の「あら‐1グランプリ」王者を目指す。

収録後、東野は前日放送された『M-1グランプリ2018』(ABC・テレビ朝日系)を引き合いに出して、「最高の漫才大会を観て、感動して。今日収録に来てみて、天国から地獄のような。でもほどよいぬるま湯で楽しい地獄だったので、あらびきパフォーマーのみなさんには感謝しております」と感想をコメントした。

  • 「Pen クリエイター・アワード 2018」

特に今回、元日本ボクシング連盟会長の山根明氏があらびきパフォーマーとして参戦しているそうで、東野は「めちゃめちゃ参りましたよ! どうやって連れてきたんだろう逆に。変なところ力入れるんですね」と興奮気味。藤井も「果敢に向かって行ったパフォーマーも本当に素晴らしいので、ぜひ観てほしい」と力説した。そして、テーブルクロス引き動画が海外で大人気の芸人・ウエスPも登場するそうで、東野は「2700のツネ率いるBAD×TEN(バッテン)のわきのわきとして出ていて、何の活躍もせずに終わっていきます」と同番組らしい展開が待っていることを示唆した。

最後に視聴者へのメッセージを聞かれた東野は、「最後の砦ですよ。見た目、人の失敗で笑える番組って。考えたらもう地上波にはないです」と独自性をアピール。藤井も「貧乏で笑ってしまい、汗だくの顔で笑ってしまうので、ちゃんとしなきゃと思いながらも、次の日は全部忘れています」と続くと、東野も「一年に一回くらいいいですよね。デトックスみたいで。腸にへばりついた宿便みたいに一年に一回くらい出していただければ」と下品なたとえでまとめていた。

  • 『あらびき団』藤井隆、東野幸治
  • 『あらびき団』藤井隆、東野幸治
  • 『あらびき団』藤井隆、東野幸治
  • 『あらびき団』藤井隆、東野幸治
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