JR四国ワープ高知支店は3日、高松近郊の予讃線・土讃線で運行中の国鉄近郊形電車113系を利用した日帰り募集型企画旅行「響けドアチャイム! 起動せよブロワー!! 元横コツ113系0’番台リニューアル車でゆく 愛と記憶のMT-54ツアー」の発売について発表した。

  • JR四国の113系。JR東日本から購入・改造した車両で、車体前面のデザインなどが従来の113系と異なる

JR四国の113系は、111系の老朽置換え用として2000年にJR東日本から購入・改造した車両で、通常は早朝および夜間の通勤・通学時間帯の運転が中心となっている。JR四国では少数派の113系を貸切運行する今回のツアーでは、定期列車では体験できない予讃線坂出駅以西での通過運転や、特急列車停車駅の通過、特製掛け紙付きお弁当、途中停車駅で設けられる撮影時間などもおすすめポイントとなっている。

モーター付きの電動車に乗車して走行音を楽しめる「モハプラン」、モーターなしの制御車のみに乗車するリーズナブルな「クハプラン」の2種類が用意され、募集人数は「モハプラン」60名、「クハプラン」30名。出発日は2019年1月13日(日帰り)とされ、高松駅を8時30分頃に出発し、伊予西条駅・多度津駅・琴平駅を巡って高松駅に16時30分頃に到着する予定となっている。

「響けドアチャイム! 起動せよブロワー!! 元横コツ113系0’番台リニューアル車でゆく 愛と記憶のMT-54ツアー」は12月7日10時に発売。申込みはJR四国ツアーのウェブ予約サイトにて行う。旅行代金は「モハプラン」が大人9,800円・こども8,500円、「クハプラン」が大人8,800円・こども7,500円。