バレーボールの久光製薬スプリングス対PFUブルーキャッツの一戦が12月1日、グリーンアリーナ神戸で開催され、スプリングスがブルーキャッツを3-1(25-23、20-25、25-20、25-13)で下して勝ち点3を獲得した。
当日はスプリングスの今シーズンホーム初戦ということもあり、豪華な特別ゲストが登場した。試合前はDA PUMPが今年一大ムーブメントを巻き起こした話題曲「U.S.A.」を披露。さらにセット間には、登美丘高校OG(アカネキカク)がDA PUMPに勝るとも劣らないキレッキレのダンスパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げた。
ただ、駆けつけたファンを最も熱くしたのは、スプリングスの気迫あふれるプレーだった。この日はチームナンバーワン1の長身、フォルケ・アキンラデウォ選手が大活躍。191cmの長身から打ち抜くパワフルなスパイクで21もの得点を量産し、そのアタック決定率も67.7%という非常に高い数字だった。
ウイングスパイカーの今村優香選手、石井優希選手もそれぞれ17得点、14得点をマークしてチームの勝利に貢献。V1リーグでの初勝利を目指すブルーキャッツの反撃を振り切り、3-1できっちりと勝ち点3をゲットした。
スプリングスは翌2日にウカルちゃんアリーナにてデンソーエアリービーズと対戦。前日の勢いそのままにEASTERN CONFERENCE2位のエアリービーズに3-1で勝利し、4連勝を飾った。
12月2日の試合終了時点でWESTERN CONFERENCEはトヨタ車体クインシーズ(勝ち点20)、JTマーヴェラス(同18)、久光製薬スプリングス(同16)が上位3チームに、EASTERN CONFERENCEはNECレッドロケッツ(同17)、デンソーエアリービーズ(同15)、日立リヴァーレ(同10)が上位3チームとなっている。