俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第45話「西郷立つ」が2日に放送される。
西郷が創立した私学校に続々と若者が集まる中、それを警戒する大久保(瑛太)と川路(泉澤祐希)は薩摩に密偵を送り込む。各地では不平士族の反乱が勃発。政府に不満を持つ私学校の生徒たちは政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件を起こしてしまう。生徒の思いを押さえ込んでいた西郷だが、ついに自ら立ち上がることを決断する。
この第45話について、鈴木は公式サイトを通じて「鹿児島に下野してから、いい意味で“適当”になりたいと思っていました。年を重ねて引退したおじさんの適当さをうまく出せたらいいなと思い、演出陣とも相談しまして『よかよか』という言葉を多用しています」と演じる上で工夫があったことを説明。
さらに、「そんなゆるやかな日々から始まる第45回ですが、高低差の激しい展開になっています。私学校というユートピアが育っていたある日、どうにもならない事件が勃発し、厳しい現実を突きつけられる……。『切ない』という言葉に尽きる回」とし、「そこで西郷さんはどんな天命を仰ぐのか?『敬天愛人』の言葉を残した西郷さんの心のうちを、ぜひ感じていただきたいです」と呼びかけている。