2018年春に放送されたTVアニメ『魔法少女サイト』のスペシャルイベント「『魔法少女サイト』Magical festa. ~私たちは不幸じゃない~」が11月25日、東京・なかのZERO大ホールにて開催された。登壇者は奴村露乃役の茜屋日海夏、潮井梨ナ役の鈴木愛奈、穴沢虹海役の芹澤優、雫芽さりな役の山崎はるか、雨谷小雨役の原由実、燐賀紗雪役のM・A・O、泉ヶ峰みかり役の本渡楓、水蓮寺清春役の松井恵理子、滝口あさひ役のLynn、直戸圭介役の安里勇哉。
各キャストが登壇しイベントがスタートすると、さっそく「新感覚ゲーム Road To Tempest」と題したゲームコーナーへ。出演者全員が順番にルーレットを回し、ゴールとなる「テンペスト」を目指すという、すごろくに似たゲーム。止まったマスには様々なミッションが設けられており、その結果に応じて、それぞれのライフポイントが上下するという内容。
すでにアニメの公式Twitterにて前半戦の様子が公開されており、今回は後半戦からのスタートとなる。前半での1位は原。もっとも盛り上がった「パンツ型ステッキ対決」では犬の鳴き真似対決では、安里が芹澤、松井、MCの鷲崎健を相手に3戦全勝し、唯一の男性キャストとしての存在感を示した。結果、イベントの制限時間がきてしまい、「テンペスト」にたどり着いたキャストはいなかったが、一番近かったLynnが優勝者となり、賞品の「魔法のクッキー」を手に入れていた。
続くライブコーナーでは、「…私だけみてて♡」「お・ぼ・え・テ・て」(芹澤)、「believe again」「あたしがいなくても」(茜屋)とキャラクターソングを披露。そして山崎が本作のEDテーマであり、ソロデビューシングルとなった「ゼンゼントモダチ」を歌唱。最後に、メインキャストの茜屋、芹澤が所属しているi☆Risが「Changing point」を披露し、会場は大盛り上がりとなった。
エンディングではそれぞれのキャストから、ファンへ向けて感謝のことばが伝えられた。茜屋は「今日は作品後半から登場するキャストのみなさんも加わって、一緒にイベントができてうれしかったです!」「『あたしがいなくても』は初披露だったのですが、いかがでしたでしょうか。(朝霧)彩にも届くといいなと思いながら歌わせていただきました(本日欠席だった大野柚布子のこと)。これからも応援よろしくお願い致します」と締めくくった。
最後に会場全員で、アニメ最終話のサブタイトル「私たちは不幸じゃない」に合わせたコールアンドレスポンス、「私たちは!」「不幸じゃなーい!」と叫び、イベントは幕を下ろした。