みなさん、エアコンのお手入れはしていますか? エアコンには定期的なお手入れが必要です。自分でもフィルターの掃除や簡単なお手入れはできますが、エアコン内部の掃除などはプロにお願いした方が安心でしょう。
エアコンクリーニングを依頼する場合に、確認しておくべきことやクリーニング業者を比較する際のポイントを紹介します。
エアコン掃除業者を選ぶ前に確認しておくべきポイント
エアコンクリーニングをおこなっている業者は、ハウスクリーニングを兼務する会社が多いようです。大手のフランチャイズチェーンから少人数の社員で運営している会社、個人経営の会社まで数多く存在します。そのため、なかには悪徳なサービスをおこなうクリーニング業者もいるようです。自分にあったサービス内容の業者を探せるよう、依頼をする前に確認しておくべきポイントをお伝えします。
問い合わせの対応
ホームページなどに掲載されている内容や金額がいくら魅力的でも、実際に問い合わせをしたときに、相手の対応に不安を感じたら注意しましょう。作業内容の確認や見積もりの依頼をするときに、こちらの質問に答えてくれなかったり、対応や返信が遅かったりする場合は避けたほうがいいかもしれません。
比較サイトで選ぶ業者は慎重に
最近は、インターネットの比較サイトでもエアコンクリーニング業者を簡単に選んで依頼することもできます。その場合、口コミや料金などを比較して選ぶと思いますが、比較サイトのなかには、どんな業者でも簡単に登録ができるものもあります。そのため、まったくの素人がエアコンクリーニング業者を名乗って混ざっている場合もないとは言い切れません。業者の技術や質を見極めるために口コミのコメントや数などをしっかりと確認しましょう。
料金設定が明示されている
エアコンクリーニングの料金設定は、業者によってさまざまです。会社や事業の規模とクリーニング作業の質は、必ずしも同じではありません。個人経営のような、規模は小さくても価格は良心的で質の高いクリーニング作業をおこなう業者もいれば、名ばかりで初心者が作業をおこなうような業者もあるといいます。
特に料金設定が明示されていない業者は注意してください。ホームページやチラシなどを見たときに、価格があいまいな場合は、エアコンの汚れ具合によって追加費用を請求されてしまうかもしれません。
会社の情報が開示されている
クリーニング業者の所在地など、会社の情報や連絡手段が開示されていることは、優良なクリーニング業者を選ぶのに大切なポイントです。自宅に出向いてもらい、高価なエアコンを分解しクリーニング作業をしてもらうのですから、会社の情報が明確でないクリーニング業者を呼ぶのは不安でしょう。
悪徳な業者のなかには、作業後にエアコンの故障や不具合がおこった場合などに、問い合わせをしたくても連絡先がわからないという会社もあり、利用者が泣き寝入りすることも少なくないといいます。依頼をする前にクリーニング業者の会社情報は開示されているのか、その情報は正しいのかなどをしっかり確認しましょう。
損害補償の保険やカスタマーサポートなどがあるか
クリーニング業者のミスよって、クリーニング作業中や作業後に不具合がおこったり、エアコンが故障したりすることも稀にあります。優秀な作業員であっても人間ですから、ミスが起こることもあります。
そんなときのための保険制度や、トラブルがあった場合に受け付けてくれる問い合わせ窓口が設けられていれば安心です。保険制度やトラブルのときの問い合わせ窓口がホームページなどに記載されているか、確認しましょう。
依頼する際に注意するべきこと
エアコンクリーニングを依頼する際に注意すること、それはクリーニングをおこなう時期です。エアコンクリーニングに適した時期はいつ頃なのでしょうか。
エアコンをつけたとき、臭いが気になったことはありませんか? この臭いの原因は、エアコンの内部に付着してしまったカビなどです。臭いが気になったら、すぐにでもクリーニングをおこなって解消したいですよね。しばらく使わなかった後にエアコンを使い始めるときに臭いを感じやすいと思いますので、夏や冬などのシーズン前に一度、エアコンを使ってみて臭いをチェックしておきましょう。臭いが気になるようでしたら、そのときがエアコンクリーニングを依頼するタイミングです。
夏の使用を想定するなら、試運転は春頃がいいでしょう。梅雨の季節に入ると、臭いの原因であるカビが増殖しやすくなります。梅雨に入る前の春に、プロの掃除でカビを取り除いておけば、カビの増殖を防ぎ快適に夏を迎えることができるでしょう。また、エアコンの使用頻度が落ちる秋も、エアコンクリーニングに適した時期と言えます。秋に入るとクリーニング業者の繁忙期が過ぎているので、予約の日にちや時間も選びやすくなります。
契約の際に注意するべきこと
それでは実際に、業者を選ぶ際に気をつけるべきことには、どんなことがあるのでしょうか。
土日対応
大手の会社は土日や祝日は受付センターが休みの場合も多く、確認や社内手続きなどで対応に数日かかる場合もあります。一方、営業もサービスも1人で担っているような小規模な会社はすぐに返事をもらえたり、土日や祝日でも問い合わせに対応してもらえることもあります。
見積もりのために自宅へ来てもらったり、実際にエアコンクリーニングに来てもらったりするときに、何度も仕事を休まなければならないのは大変ですよね。土日の対応については業者に確認してみましょう。
駐車料金
家の前にクリーニング業者の車がとめられない場合は、近くのコインパーキングなどを利用してもらうことになりますが、この実費はクリーニング業者によってはこちらが負担しなければならない場合があります。家の前に車がとめられるのか、コインパーキングにとめてもらう場合は駐車料金を負担しなければいけないのか、事前に確認をしておきましょう。
割引サービス
クリーニングをおこなうエアコンが2台以上あると、割引してくれるクリーニング業者も多いようです。しかし割引率は業者によってさまざまです。選ぶ業者によっては、かなり差が出るようですので見積もりを取って、合計金額をチェックしましょう。
抗菌コート
プロのクリーニング業者に頼んでクリーニングをしてもらったら、できるだけキレイな状態を長持ちさせたいですよね。エアコンクリーニングをおこなったすぐ後に抗菌コートをすると、カビの増殖を防ぐ効果のアップが期待できます。抗菌コートは、クリーニング業者で依頼できますが、追加料金のかかるクリーニング業者と無料のクリーニング業者があります。
エアコンの掃除をすることで受けられるメリットとは
エアコンが汚れていると部屋の空気も汚れてしまいます。エアコンのフィルターをまめに掃除するだけでは、内部に付着したカビやホコリまでを取り除くことはできません。1年に1度でもエアコンクリーニングをプロの手でおこなってもらうことによって、その後のフィルター掃除などのちょっとしたお手入れで運転効率も上がり、電気代の節約にも繋がります。
まとめ
エアコンクリーニングを業者に頼む習慣はあまりないかもしれませんが、お部屋で快適に過ごすためにはメリットの大きい作業です。最適な業者を選んで、最適なクリーニングをしましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。