JR西日本とJR西日本不動産開発は30日、大阪環状線弁天町駅の旧交通科学博物館跡地に“賑わい”が集う施設「べんてんひろば」をオープンすると発表した。さまざまなイベントが楽しめる「イベントエリア」、スポーツに触れる「スポーツエリア」を併設し、地域の“賑わい”を創出する。
「べんてんひろば」は、JR西日本グループが「大阪環状線改造プロジェクト」として「行ってみたい」「乗ってみたい」大阪環状線をめざし、展開する施設のひとつ。「スポーツエリア」は2019年2月1日、「イベントエリア」は2019年3月9日に営業開始予定。弁天町駅からすぐの場所にあり、「大阪万博2025」の開催地に決定したことで注目が集まるエリアにオープンする。
「スポーツエリア」ではテニスコートとボルダリングウォールを運営。テニスコートは、屋外の砂入り人工芝コートが2面にナイターLED照明設備を用意し、一般利用客の貸し出しを受け付けるほか、こどもからシニアまで楽しみながら上達できるテニスレッスンを提供する。ボルダリングウォールは、高架下の高さ約5m×横5mの壁を利用した施設で、2020年東京オリンピックにも採用された人気のボルタリングを楽しめる。更衣室やトイレも用意され、用具レンタルも行われる。営業時間は9~23時、営業期間は2019年2月1日から2021年までを予定している。
「イベントエリア」では、地域住民が参加できるフリーマーケットを毎月3回程度実施する予定。開催予定日は2019年3月9・13・23日、4月10・13・27日とされており、以降は毎月第2・第4土曜日および第2水曜日に開催する。その他にもマルシェや各種イベントなど、にぎわいを創出するさまざまなしかけを計画しており、随時告知を行っていくとのこと。イベントを実施したい希望者や、共催でイベントを実施したい事業者も募集する。フリーマーケットの営業時間は9~16時(悪天候中止)、「イベントエリア」の営業期間は2019年3月9日から2021年までを予定している。
なお、同施設では175台まで駐車可能なコインパーキングを併設し、2021年まで営業する予定。利用料金は8~22時が30分200円、22時から翌日8時までが60分100円、入庫後24時間最大1,000円(適用は一回限り)、月極1カ月定期の場合は2万3,000円となる。