JR東海は29日、リニア・鉄道館がこの冬も「鉄道のひみつをさぐろう!」をテーマにさまざまなイベントを開催すると発表した。クリスマスイベントとして館内に隠れたサンタクロースやスノーマンを探す館内ラリーイベント、新幹線の運転台の変化や鉄道の標記に関するガイドツアー、300系新幹線電車の前頭オオイ特別開放などが開催される。

  • 300系新幹線電車の前頭オオイ特別開放(イメージ)

クリスマスイベントでは、館内に隠れたサンタクロースやスノーマンなどを探す館内ラリーイベント(初開催)を開催し、ゴールした子に同館のオリジナルグッズをプレゼント。また、鉄道ジオラマやエントランスが華やかなクリスマス装飾で飾られる。ラリーイベントとクリスマス装飾は、12月5~25日の休館日を除く毎日実施される。

ガイドツアーでは、「運転台ガイドツアー」と「鉄道の標記ガイドツアー」を初開催。「運転台ガイドツアー」は12月26日から1月6日までの休館日を除く毎日13時から開催(所要時間は約30分)し、0系・100系・300系の新幹線運転台の特徴についてスタッフが紹介する(先着順、各回10名程度)。「鉄道の標記ガイドツアー」は2月9日から3月17日までの土休日13時から開催(所要時間は約30分)し、車両に記された文字や数字のひみつについてスタッフが解説する(先着順、各回15名程度)。

車両公開では、300系新幹線電車の車両連結時以外は開けることのない前頭オオイ内側を特別開放。1月12~14日・2月11日の12時30分から16時まで開催される。また、C57形式蒸気機関車のお召列車に使われた当時の装飾を、12月19日から2月25日までの休館日を除く毎日再現する。

  • 0系新幹線の運転台(イメージ)

  • 過去のクリスマス装飾

その他にも、現役の社員が普段の仕事を紹介するイベント、鉄道ジオラマ運転体験、実写版在来線シミュレータ「運転」の体験や教室、普段は抽選制で実施している新幹線シミュレータ「N700」と在来線シミュレータ「車掌」利用券の先着順販売、100系新幹線と700系新幹線の運転台公開・記念撮影、スタッフによる館内展示物のみどころ解説、ペーパークラフト工作体験、館内の展示物をヒントに新幹線の特徴などについて学べるクイズラリーといった多数のイベントが年末年始にかけて実施される。