マイナビ出版は11月29日、Apple専門誌『Mac Fan』2019年1月号を発売した。巻頭特集は「今、本当に選ぶのはiPadか、Macか?」、第1特集は「新iPad Pro全方位検証」、第2特集は「新MacBook Air大研究」、第3特集は「新Mac mini圧巻の進化」。そのほか注目記事として「『Safari』の基本・実践・応用」などがある。
今、「コンピュータ」とはいったい何のことを指すのだろうか? すぐに頭に浮かぶのは、私たちが慣れ親しんできたMacだ。では、iPhoneやiPadはいったい何なのか? スマートフォン? そしてタブレット……? いや、立派なコンピュータと呼んでも差し支えないはずだ。だって、Macと同じことがそれらのデバイスでもできるのだから。それほどまでに今のスマートフォンやタブレットは高性能化している。iPadなら、ノート型Macと画面サイズだって大して変わらない。では、いざ「新しいパソコンを買おう!」と思ったとき、それはMacなのか、それともiPadなのか? 真剣に考えると、実はどちらにすべきか迷ってしまう。これまでどおりMacにするのが無難だろうか。使い方をちょっと見直せばiPadのほうがいいかもしれない。ペンシルとキーボードという武器を備えた新型iPadプロが登場した今、私たちは、自分が求める「コンピュータとは何か」を改めて考え直す時期を迎えている。この巻頭特集では、皆さんの今後の「Apple選び」の一助となるようITジャーナリストの松村太郎氏に論考を寄稿いただいた。
10月30日のAppleスペシャルイベントで発表された新しいiPad Pro。フルスクリーンのLiquid Retinaディスプレイ、パソコンを凌駕するパフォーマンス、堅牢なFace ID、USB-Cの拡張性を備えるなど、たくさんの最新技術を盛り込み、多くのAppleユーザにインパクトを与えた。加えてこのiPadは、同様に新しくなったApple PencilやSmart Keyboard Folioなどと組み合わせることで、どんなコンピュータにも似ていない、「唯一無二のコンピュータ」として生まれ変わる。その圧倒的な「魅力」と、衝撃的な「実力」をさまざまな角度から検証していこう。
8年ぶりにフルモデルチェンジされた新MacBook Airがリリースされた。Retina化されたディスプレイや使い心地が向上したキーボード、Thunderbolt 3を搭載など、多くの面で旧モデルから飛躍的な向上が図られている。しかし、MacBookやMacBook Proに劣らないスペックを持つことになった分、価格を含めてユーザの購買行動を迷わせるものになったのも事実。そこで本特集では、突き詰められた新MacBook Airの実力を、デザインやディスプレイ、パフォーマンスなどの面から多角的に検証する。
前回のアップデートから実に4年、ついにMac miniが生まれ変わった。プロセッサ、メモリ、ストレージ……すべてが新しいMac miniは、従来と比べものにならない圧倒的なパワーを備えている。本特集では、Mac miniの歩みを振り返りながら、新モデルの気になるポイントを解説。進化したMac miniの魅力を、一つ一つ紐解いていこう。
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