グローバルウェイが運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」はこのほど、「クリエイティブ職が働きやすい企業ランキング」を発表した。

  • クリエイティブ職が働きやすい企業ランキング

    クリエイティブ職が働きやすい企業ランキング

同調査は2015年4月1日~2018年3月31日、キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員を対象に実施したもの。調査対象となった企業は、『日経業界地図2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、対象期間中にキャリコネに「クリエイティブ系職種」のユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業。

ここでいう「クリエイティブ職」とは、 新聞・雑誌・映像・Webサイト・ゲームなどにおけるコンテンツ・広告等の制作に携わる職種で、デザイナーや制作ディレクター、編集、ライターといった職種のほか、 イベント関連職や芸能関連職も含む。

1位はポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営する「ヤフー」(総合評価3.74)となった。エンジニアとデザイナーに関しては、 特に優秀な場合「黒帯」に認定し、手厚くサポートしている。場所を選ばずに働ける制度や週休3日制(子育て・介護中の従業員が対象)も導入し、「労働時間の満足度」「ストレス度の低さ」などの項目で1位となった。

2位は「リクルートコミュニケーションズ」(同3.43)だった。2016年から原則として全従業員を対象とするリモートワークが導入され、 実施から2年弱で従業員の95%が利用しているという。口コミではハードだが、成長機会の多さを評価する声が目立った。

3位は、2018年3月末時点で361社のグループ企業を傘下に置く「リクルートホールディングス」(同3.37)。全社員は、勤続3年を経過するごとに最大連続28日間の長期休暇を取得できる「STEP休暇制度」(30万円の手当も支給)を利用できる。

4位は「サイバーエージェント」(同3.17)だった。クリエイターのスキルアップを積極的に支援するほか、育児と両立して働けるよう「リモート開発」も可能な環境であるとのこと。

5位には、国内ソーシャルゲーム業界をリードする「グリー」と、人材ビジネスを中心に展開する「マイナビ」(同3.13)がランクインした。グリーは、社内のクリエイター同士の交流を促す施策を多数展開しているという。マイナビは資格情報支援制度のほか、勤続5年以上の社員には、 独立する際のサポートが受けられる「社員起業支援制度」も用意されているとのこと。

7位には「楽天」、8位には「NHK(日本放送協会)」、9位には「コナミデジタルエンタテインメント」「Cygames」がランクインした。