西東京バスは28日、JR中央線で運行される中央特快の最終電車の高尾駅到着に合わせた「寝過ごし救済バス」を12月7・14・21日の3日間、金曜日深夜限定で運行すると発表した。高尾駅北口からJR八王子駅北口へ、元八事務所経由の深夜バスとして運行される。

  • 西東京バスが「寝過ごし救済バス」を運行

  • 「寝過ごし救済バス」の路線図(おもな停留所のみ記載)

「寝過ごし救済バス」は、高尾駅0時31分発のJR中央線の上り終電(武蔵小金井行)が発車した後、電車内でうっかり寝過ごし、高尾駅まで来てしまった人向けに、翌朝まで時間を過ごせる宿泊施設や店舗の多い八王子駅付近まで戻ることができるサービス。西東京バスの運転士の発案で2014年度から運行開始し、昨年は3日間で計75人、最大で1便あたり30人が利用したという。

今年も忘年会シーズンの金曜日深夜、12月7・14・21日の3日間限定で運行され、いずれも東京駅0時0分発・高尾駅0時55分着の中央特快に接続し、高尾駅北口を1時5分に発車。JR八王子駅北口に1時32分に到着する。深夜バスのため運賃は倍額となり、高尾駅北口~JR八王子駅間は880円となる。