埼玉高速鉄道は27日、平成最後の年末年始に埼玉スタジアム線(埼スタ線)を気軽に利用してもらえるように、2種類のお得な乗車券「年越しお年玉きっぷ」「ゆく年くる年 冬休みスーパーバリューパス」を発売すると発表した。埼スタ線では大みそかから元旦にかけて、6年ぶりに終夜運転を実施する。

  • 「年越しお年玉きっぷ」表面・裏面

埼スタ線(赤羽岩淵~浦和美園間)は年末年始の12月29日から1月3日まで、土曜日・休日ダイヤで運転。12月31日深夜から1月1日早朝にかけて約30分間隔の終夜運転を行い、全列車において東京メトロ南北線と相互直通運転を実施する。「当社線沿線には、数多くの神社・寺院がございますので、初詣の際は埼玉スタジアム線の終夜運転をぜひご利用ください」とのこと。

お得な乗車券として発売される「年越しお年玉きっぷ」は、初詣などに利用できるように、通常の土休日に発売している「SR一日乗車券」と同じ運賃で、12月31日・1月1日の2日間のみ埼スタ線全線で乗降り自由となる。12月26日から1月1日まで、赤羽岩淵駅を除く埼スタ線各駅にて大人680円・小児340円で発売。1,000枚用意し、なくなり次第終了となる。

  • 「ゆく年くる年 冬休みスーパーバリューパス」は2日券・3日券

「ゆく年くる年 冬休みスーパーバリューパス」は、年末年始の外出や買い物などに利用できるように、2日券・3日券の2種類を用意。通常の土休日に発売している「SR一日乗車券」と比べて、利用日数に応じて割引が行われる乗車券となる。学生はさらに割引となり、塾の冬期講習や習い事などでも気軽に利用できるという。

12月1日から1月3日まで、赤羽岩淵駅を除く埼スタ線各駅で発売。2日券は大人900円・学生760円・小児380円、3日券は大人1,200円・学生990円・小児500円とされ、発売数量は合計2,000枚で、なくなり次第終了となる。有効期間は12月26日から1月6日まで。埼スタ線赤羽岩淵~浦和美園間が乗降り自由となる。