バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENは、11月3日の開幕からおよそ1カ月が経過した。11月25日までの時点で、WESTERN CONFERENCEはトヨタ車体クインシーズが勝ち点14で、EASTERN CONFERENCEはNECレッドロケッツが勝ち点13で首位を走っている。
EASTERN CONFERENCEの現在の上位3チームは、NECレッドロケッツ(4勝3敗の勝ち点13)、デンソーエアリービーズ(4勝2敗の勝ち点12)、日立リヴァーレ(4勝2敗の勝ち点8)という顔ぶれになっている。首位のNECレッドロケッツは、全日本でも活躍する古賀紗理那選手のアタック決定率が30.7%と、チーム平均の34.7%を下回っており、今後の奮起が期待される。
一方のWESTERN CONFERENCEは、トヨタ車体クインシーズ(5勝1敗の勝ち点14)、JTマーヴェラス(4勝2敗の勝ち点13)、久光製薬スプリングス(3勝1敗の勝ち点10)がトップ3につけている。
昨シーズンの「V・プレミアリーグ」の優勝チームで、今シーズンから始まった「V.LEAGUE」の初代王者を目指す久光製薬スプリングスは、全日本メンバーに名を連ねる石井優希選手が4試合消化時点で44得点をマーク。アタック決定率(38.1%)はチーム平均(36.8%)を上回っており、今シーズンの課題にあげていたバックアタックも38.5%と比較的高い水準を維持している。
現在チームは3位とはいえ、消化試合数は上位2チームに比べて2試合少ない「4」。リーグをまたいでの「連覇」に向け、4試合での勝ち点10は決して悪くないスタートと言えそうだ。なお、チームは12月1日にグリーンアリーナ神戸(対PFUブルーキャッツ戦)にて今シーズンのホーム開幕戦を行う。