ディズニー映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)の来日会見が28日、都内で行われ、リッチ・ムーア監督、脚本も担当したフィル・ジョンストン監督、クラーク・スペンサープロデューサー、シャンク役の日本版声優を務めたモデルで女優の菜々緒が出席。リッチ・ムーア監督が菜々緒の歌声を「いつでもプロデビューできる」と絶賛した。
同作は、人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、ヒーローになれない“悪役”ラルフとレーサーになれない “ひとりぼっち”の少女ヴァネロペの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』の最新作。菜々緒は、主人公ヴァネロペとラルフの運命を左右する重要なキャラクター・シャンク役でディズニー声優に初挑戦し、さらに、本作で歌唱シーンに初挑戦した。
フィル・ジョンストン監督は、シャンクについて「ヴァネロペにとってラルフは兄貴的なキャラクターですが、シャンクも姉御的なキャラクター。聡明で優しい心を持っていて非常にクール」と説明した上で、「菜々緒さんにぴったりだと思います」と太鼓判を押した。
リッチ・ムーア監督は「パフォーマンス素晴らしかったです」と絶賛し、歌唱シーンについても「プロの歌手ではないとおっしゃっていたんですが、いつでもプロデビューできるんじゃないかと感じました」とべた褒め。「早くみなさんに聞いていただきたいです」と語った。
菜々緒は「こんなにべた褒めしてもらうことはなかなかないので、うれしさと、恥ずかしさと、あまりにも褒められすぎて本当かなって怪しむ気持ちも若干…」と照れ笑い。リッチ・ムーア監督は「心から!」と本心だと強調した。
菜々緒はまた、「英語と日本語は発声やリズムが全然違う。英語はリズムがあって抑揚があるんですが、日本語はリズムがないしゃべり方。シャンクは海外の女性なので、自分の日本語をどうマッチさせていく考えながらやらせていただきました」と意識したポイントを明かした。