11月30日より公開される映画『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公開直前のタイミングで、物語の核心に迫るロングPVが公開された。主役機・ナラティブガンダムはもちろん、新たにIIネオ・ジオング(ナラティブVer.)も登場した迫力の映画の一部が明らかになっている。
『機動戦士ガンダムNT』は、宇宙世紀0097年を舞台に、過去に暴走事故を起こした「ユニコーンガンダム3号機フェネクス」をめぐり、「不死鳥狩り」作戦に従事する地球連邦宇宙軍のヨナ・バシュタ、ルオ商会特別顧問のミシェル・ルオ、フェネクスのパイロットであるリタ・ベルナルの3人を中心に物語が展開される。ロングPVでは、物語の鍵となるヨナたちの人間模様が垣間見えるとともに、謎に包まれていたゾルタン・アッカネンも存在感を示している。
また、12月の毎週火曜日に、それぞれテーマを設けたトークショー付き舞台挨拶が、新宿ピカデリーで開催されることも決定。12月4日21:00回上映開始前に開催される第1回「ガンダムNTの音楽を語ろう」には、澤野弘之氏(音楽)、福井晴敏氏(脚本)、小形尚弘プロデューサーが登壇。12月11日21:00回上映開始前に開催される第2回「ガンダムNTのガンプラを語ろう」には福井氏、小形プロデューサーほか。12月18日21:00回上映開始前に開催される第3回「女同士で語ろう ガンダムNT女子会トークショー」には村中知(ミシェル・ルオ役)、松浦愛弓(リタ・ベルナル役)、綾見有紀(司会)が登壇。12月25日21:00回上映開始前に開催される、第4回のその名も「ガンダムNT クリスマス会」には、福井氏と小形プロデューサーに加え、吉沢俊一監督が参加する。
『機動戦士ガンダムNT』あらすじ
U.C.0097――。『ラプラスの箱』が、『ラプラス事変』と呼ばれた争乱の結果として世に示されて一年が経過した。だが、ニュータイプの存在とその権利に言及した『箱』=『宇宙世紀 憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みに大きな変化はなかった。一方、『ラプラス事変』において、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』は一時的に瓦解し、活動は停滞。また、争乱における主役となった"ユニコーンガンダム"と呼ばれる2機のモビルスーツは、人智の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた。しかし、2年前に消息不明となり、歴史から抹消されていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せる。"フェネクス"と称されるその機体を巡り、再び動き出す人々。フェネクス争奪戦には、地球連邦軍や『袖付き』だけでなく、アナハイム・エレクトロニクス社とも関連の深い大企業、ルオ商会も介入する。新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を投入した彼らの真の目的とは……。
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