大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は27日、堺筋線66系リフレッシュ改造のデザイン変更第2弾を発表した。沿線にあるデザイン系学校の生徒の視野を取り入れ、今宮戎・堀川戎にちなんだ縁起の良い「恵比寿様」をモチーフとしたデザインに一新している。
堺筋線の車両66系は、乗客に楽しんでもらえるように、2015年から明るく親しみのある車内デザインへの変更を進めている。第1弾では、天王寺動物園にちなんだ「どうぶつ柄」で堺筋線沿線の「魅力・特色」を表現した。
第2弾となる今回は、若い世代の「新たな発想・視点」を生かしたデザインに。引き戸に恵比寿様と鯛が融合した「えびす鯛」、妻扉に「鯛」のシルエットなどをあしらい、床には恵比寿様にちなんだ「鯛」と「釣り竿」の柄、座席には縁起物の「梅」をモチーフにした柄を採用した。
大阪市高速電気軌道では、これからも利用者に喜んでもらえる車両づくりをめざしていくとしている。