女優の真矢ミキが27日、神奈川県内のスタジオで東海テレビ・フジテレビ系新ドラマ『さくらの親子丼2』(12月1日スタート、毎週土曜23:40~)の取材に応じ、先月亡くなった母親の思い出の料理を明かした。

『さくらの親子丼2』主演の真矢ミキ

昨年10月期に放送され、真矢演じる古本屋の店主・九十九さくらが、無償で親子丼をふる舞い続けることを通して、行き場をなくした子供たちに手を差し伸べる姿を描いた同作。パート2となる今回は、舞台を子どもシェルター「ハチドリの家」に移して展開される。

真矢は「ちょうどこのクランクインの日に母は他界しましたけど、私、中学校に上がるくらいまで、お菓子を買ったことがなかったんですね。ポテトチップスも市販のが買いたかったんですけど、ジャガイモを薄く切って揚げるところからやる人だったんですよ。甘いものもチョコレートが食べたかったんだけど、うちはゼラチンを固めてみたいな感じで、なんでも手作りで!」と述懐。「市販で売っているようなものが、全部出てくる家でした」と振り返った。

今作では、井頭愛海、岡本夏美、柴田杏花、尾碕真花、祷キララ、日比美思、浦上晟周、塩野瑛久子どもシェルターの入居者役の若いキャストに加え、先輩の名取裕子とも共演。真矢は「若い子たちとの化学反応が非常にありまして、横には名取さんという大ベテランがいて、時代を経て役者を見させてもらってすごいなと思います。しっかりしたスタッフに支えられていますので、等身大で背伸びせず頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。