江崎グリコはこのほど、「親子の会話」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月24日~27日、幼稚園または小学生の子どもがいる20~40代の母親500名を対象にインターネットで実施したもの。
スマホを持つことで自分が子どもだったころよりも、子どもとの会話が減っていると思うか尋ねたところ、55%が「そう思う」と回答した。自分が子どものころの会話時間を100%と考えて、現在の子どもとの会話時間はどの程度まで減っていると思うか聞くと、平均は62%という結果になった。
一日のうち「子どもと対面で話す時間」と「スマホを利用している時間」を比較したところ、「スマホ利用時間」は「1時間以上2時間未満」(31%)の回答が最も多かった。
一方、「子どもと対面で会話する時間」は「30分以上1時間未満」(28%)が最も多い。「子どもと対面で話す時間」以上に「スマホを利用している時間」が長いと回答した人は65%も見られた。
子どもと同じ空間にいても、自分がスマホを見てしまうことがあるか聞くと、84%が「ある」と答えた。「お互いに手が空いている時間でも、YouTubeを見るなど、スマホを使って過ごしてしまう」「つい家事やスマホをしながら話してしまう」など、家事や育児の合間にスマホを見てしまう母親が多いことがわかった。
子どもとの会話をもっと増やしたいと思うか尋ねたところ、84%が「そう思う」と回答した。
どのように会話時間を増やしたいと思うか聞くと、「スマホの時間を減らす」のほか、「夕飯の手伝いをしているときに、これからの子どもの料理の勉強も兼ねて会話を増やしたい」「おやつ作りなど、一緒にできる時間を増やしたい」というコメントが寄せられた。