11月30日公開の映画『くるみ割り人形と秘密の王国』のプレミアムイベントが26日、都内で行われ、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花、福島善成(ガリットチュウ)が出席した。
時代を超えて世界中から愛され続ける物語を、ディズニーのスタッフ&キャストが実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』。愛する母を亡くして心を閉ざしたクララが、 "花の国""雪の国""お菓子の国""第4の国"からなる<秘密の王国>に迷い込む。プリンセスと呼ばれることに戸惑うクララは、やがて、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。
公開を間近に控えたこの日のイベントは、厳かな雰囲気が漂うチャペルの会場に映画の中でクララが迷い込む美しい"秘密の王国"を再現。そして"モノマネ芸人"のガリットチュウ福島善成がくるみ割り人形に扮し、主人公・クララの日本語版吹き替えを担当した小芝風花をエスコートした。小芝は、福島のコミカルなメイク姿に笑いが止まらず、「インパクトがすごすぎて(笑)。この顔になれないんですけど、すごく素敵です」と笑顔を見せ、福島は「本気で人形になることが大事なんです。眉毛や目、チークをはっきりさせることを意識しました」とメイクのポイントを解説した。
本作について小芝が「本編では(くるみ割り人形を)福島さんだと想像してほしくないんですけど」と断りを入れながら、「素敵なフィリップっていうくるみ割り人形がいて、彼が冒険に連れてってくれます。クララは完璧じゃないところがすごく共感できま、不器用な女の子だからこそ同年代の女性に共感してもらいやすいと思いますよ」とアピールした。
劇中では小芝が声を入れたクララが冒険をしていく過程の中で、大切なモノに気づいていく。それにちなみ、「自身にとって大切なものは?」という質問に、小芝は「母に教えてもらった言葉で、夢に向かって努力すること、夢を諦めないこと、成功した自分を想像すること、と教えてもらいました。その時はフィギュアスケートを習っていたんですが、目標があったり夢を追いかけている人には全部に共通する言葉だと思うので、芸能界に入った今でもすごく大切にしている言葉です」と回答。福島は「熊本にいるお父さんからは『魚は骨ごと食え』と教えてもらいました。カルシウムがあるし風邪は引かない、ということで、僕はサンマを全部食べます。お父さんありがとう!」と笑いを誘っていた。映画『くるみ割り人形と秘密の王国』は、11月30日より全国公開。