ビザ・ワールドワイド・ジャパンと三井住友カードが、国内初となる「Visa非接触IC決済サービス」対応の「リストバンド型プリペイドカード」を発行した。
11月23日、PRイベント「Visa Future Experience in Odaiba」が行われた。会場の東京・お台場のショッピングモール「ヴィーナスフォート」には、アスリートを支援するグローバルプログラム「Team Visa」の一員となったBMXの中村輪夢（りむ）選手が登場。BMXとは速さや技を競う自転車競技で、中村選手は日本トップクラスの実力を持つ若手選手として期待されている。
イベント会場では、参加者がBMXをVRで体験できるコーナーが用意されるほか、中村選手によるトークショーが行われた。VR体験は、右腕にリストバンド型プリペイドカード、顔にVRゴーグルを装着してBMXに乗り、中村選手の目線で自転車競技やタッチ決済を疑似体験できるという内容である。
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筆者も実際に試してみた
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リストバンドの内側のポケットに入れてセット完了
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ゴーグルとヘッドホンを装着する
かなりリアルな映像で、思いがけずとんでもない浮遊感を体験することになった！ ジャンプのシーンとなると、体が自然に動いてしまうのには驚いた。
VR世界の中で、自転車にまたがったままジャンプなどの華麗な技を決めつつ、お買い物の決済まで同時に完了してしまうなんて、なかなか未体験の世界である。
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VRでBMX競技を体験し、おもしろさを再認識した中村選手
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「タッチ決済OK」の案内のある店舗で使える
トークショーでは、ステージ上で自転車をクルクル回すパフォーマンスや日々の練習の話などを披露してくれた中村選手。オリンピック出場を目指して毎日頑張っているところで、「もし出られることになったらメダルを取りたいです。もちろん、金メダルを目指します！ もうあと2年もないですが、さらに練習に励むつもりです」と意気込みを見せた。
実は中村選手は、イベントの合間にヴィーナスフォートの飲食店でリストバンドでの決済を来場者にひと足先駆けて体験していたところ。
「決済がとてもスムーズで使いやすいですね。海外に遠征することが多いので、Visaのデビットカードが使えると会計がとても楽です。お札や小銭を数える手間、両替をする必要もありませんし」と、すっかり気に入ったご様子。
そのほか、BMX競技のおもしろさや気持ちよさ、スキージャンプの葛西選手とトレーニングした経験などについて堂々と話す中村選手だが、まだなんと16歳。世界で活躍するアスリートらしく凛々しい表情に我々は思わず引き込まれてしまうのだが、クレジットカードを持てない年齢なのである。だから、最初に決まった金額をチャージするプリペイド式で、なおかつ軽～いリストバンド型なんて、まさに中村選手にうってつけなのでは！ プロのアスリート以外にも受け入れられるだろう。ロードバイクやランニング、ゴルフなどにもよさそうだ。
イベントでは、VR体験をした来場者の先着1,000名にリストバンド型プリペイドカードの現物（1,000円分のチャージ入り）がプレゼントされ大いに賑わった。リストバンドの内側にはポケットがあり、ここにSDカードほどのサイズの小型プリペイドカードを差し込む設計。もちろん、カードだけでも使用できる。
キャッシュレス社会は待ったなしで到来しており、東京2020ももう目前。中村選手のさらなる活躍と、便利なキャッシュレスガジェットの普及に期待したい……！
