現在放送中の特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』に、2009年1月~同年8月まで平成仮面ライダーシリーズ10周年記念作品として放送された『仮面ライダーディケイド』で主人公の門矢士(かどや・つかさ)/仮面ライダーディケイドを演じた井上正大が、当時の役柄で出演することが明らかになった。12月2日放送の「EP13」で描かれる「ゴースト編」で初登場する。当時とは異なる新たなベルトにも注目だ。

これまでのストーリーでは、タイムジャッカーがアナザーライダーを生み出した時点で、対応する仮面ライダーの歴史がなくなることが描かれてきた。しかし、ジオウと似たような力を持つディケイドは、他の仮面ライダーたちとは違う形でソウゴ(奥野壮)、ゲイツ(押田岳)、ツクヨミ(大幡しえり)ら『ジオウ』のメンバーと絡み、『ジオウ』の世界を盛り上げていくという。『仮面ライダーディケイド』でもあらゆる時空を超え、他の仮面ライダーたちと関わってきた門矢士/ディケイド。『仮面ライダージオウ』でも"通りすがり"というディケイドならではの個性を発揮する。

門矢士/ディケイドが初めて登場する「ゴースト編」では、ソウゴがゲイツを救ったことで未来が変わってきていることに危機感を抱いたウォズ(渡邊圭祐)が、ジオウを倒して歴史を変えようとするタイムジャッカーに接近。彼らの目的を達成するためにソウゴにとって"最大の障害となる人物"として"すべてを破壊し、歴史を変える者"=門矢士/ディケイドを呼び寄せる。

"最高最善の魔王"になろうとするソウゴたちの「敵」として登場し、士は新たなベルトで仮面ライダーディケイドに変身。その進化は留まるところを知らず、ライダーカードでクウガからビルドまでの歴代平成仮面ライダーにカメンライドすることが可能となっており、ファイナルアタックライドのカードでそれぞれの必殺技を繰り出す。

もちろん「通りすがりの仮面ライダーだ」という名ゼリフも復活し、人の話を聞いているのか、聞いていないのか「大体わかった」と返事をする士独特の人を食ったような態度も披露する。時空を駆け巡り、様々な平成仮面ライダーにカメンライド(変身)するディケイドはタイムジャッカーの切り札的な存在となるとともに、ソウゴにとっては脅威となる。その活躍は EP13、14 の「ゴースト編」にとどまらず、EP15 以降にも続いていく。

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