大和ネクスト銀行はこのほど、「平成時代の思い出」に関する調査結果を明らかにした。同調査は10月19日~22日、全国の20歳~69歳の男女1,000名を対象にインターネットで実施したもの。
自身にとって「平成時代」は良かったか、良くなかったか尋ねたところ、39.8%が「良かった(計)」、19.9%が「良くなかった(計)」、40.3%が「どちらともいえない」と答えた。「良かった(計)」と回答した人を年代別に見ると20代(59.0%)が最も高く、50代(27.5%)が最も低かった。
平成時代にうまくいくと思っていたことを聞いたところ、「仕事」(27.2%)が最も多く、次いで「家族との関係」(18.5%)、「恋愛・結婚」(18.1%)、「趣味」(16.4%)、「友人との関係」(16.2%)となった。
一方、平成時代にうまくいかなかったと思うことは、「貯蓄」(33.3%)が最も多く、「仕事」(24.8%)、「恋愛・結婚」(16.3%)、「健康」(15.4%)、「投資(金融投資など)」(12.0%)と続いた。性年代別にみると、20代男性と20代女性は「勉強」、40代男性では「恋愛・結婚」(32.0%)、50代男性では「仕事」(42.0%)が高かった。
平成時代にお金を使いすぎてしまったと思うかを聞いたところ、69.1%が「そう思う」と答えた。性年代別に「そう思う」の割合をみると、20代女性(84.0%)が最も高い。
どのようなことにお金を使いすぎたと思うかを聞くと、「食事」(29.5%)が最も多く、「衣類・ファッション」(21.9%)、「レジャー・旅行」(17.8%)と続いた。20代男性や40代男性は「ゲーム」、60代男性は「自動車」、20代女性は「美容」(26.2%)、30代女性は「ケータイ・スマホ」(28.4%)、40代女性では「衣類・ファッション」が多い。
平成時代に良いお金の使い方ができたと思うか尋ねると、51.5%が「そう思わない」、48.5%が「そう思う」と答えた。
良いお金の使い方ができたと答えた人に対し、どのようなことで良いお金の使い方ができたと思うかを聞いたところ、「レジャー・旅行」(26.0%)が最も多く、「住宅」(14.8%)、「子どもの教育」(13.8%)が多かった。
年代別に見ると、20代男性は「パートナー(恋人・配偶者)へのプレゼント」(25.0%)、40代男性は「自動車」(26.7%)、60代男性は「住宅」(31.3%)、50代女性は「子どもの教育」(25.6%)がそれぞれ他の層と比べて高くなっている。