ソニーモバイルコミュニケーションズのフラッグシップスマートフォン「Xperia XZ3」を、発売よりひと足早くお借りして、約1カ月にわたって使ってきました。もはやすっかり手に馴染み、手放せない1台となっています。
画面のエッジを「トントン」してアプリを呼び出し
このXperia XZ3の最大の特徴は、Xperiaシリーズでは初となる約6.0インチ、QHD+(2,880×1,440ドット)の有機ELディスプレイです。ソニーの有機ELテレビ「BRAVIA」の技術者がこだわりまくって絵作りしたというだけあり、写真も映像もゲームも黒が締まって色が鮮明で圧巻の美しさ。これに見慣れてしまうと、おそらく次に買い替えるスマホもかなり限定されてしまうのではないか、と思えるほどです。
さらに流行りの2眼レンズではないものの、カメラ機能の充実ぶりは「使ってわかった! 今度のXperia XZ3はかなりイイかも! カメラ編」でも紹介した通り。オートできれいに撮れるのはもはやXperiaでは当たり前で、専用の物理シャッターキーや”構える動作”でカメラが起動するなど、撮りやすさや機動力も抜群。さらにカメラのUIも整理され、より直感的な操作が可能になりました。
UIに手が加えられたのはカメラだけではありません。親指の届く位置に今欲しい機能を呼び出せる「サイドセンス」も、今回追加された新しい機能のひとつです。ディスプレイのエッジ部分を「トントン」とダブルタップすると、機械学習によって抽出されたよく使うアプリのランチャーが表示されるというものですが、これがなかなかよくできた使いやすい機能なっています。