サードウェーブは22日、バッテリレスの10.1型Windowsタブレット「DG-BTL10IW」のWindows 10 Pro搭載モデルを発表した。PCショップ「ドスパラ」を通じて同日から受注開始した。価格は税別78,000円。
常に電源をつないだ常時給電で動かすWindows 10 Pro搭載タブレットPC。これまで同社が販売していたWindowsタブレット「DG-BTL10IW」は、OSに組み込み用のWindows 10 IoT Enterpriseを採用していたが、同OSはライセンス上の制約があり、アプリのインストールをユーザーが自由に行うことはできなかった。
今回発表されたWindows 10 Pro搭載モデルでは、OSにWindows 10 Proを採用することでライセンス上の制約がなくなり、自由にアプリをインストールできる。また、バッテリを搭載しないことで、セルの劣化やバッテリー起因の故障がないことも特徴。用途としてはPOS端末や受付端末、サイネージなどを想定する。なお、状態保存用のボタン電池は内蔵されている。
主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z835(1.44GHz)、メモリが4GB、ストレージが64GB eMMC、ディスプレイが10.1インチ(1,920×1,200ドット、10点マルチタッチ対応)など。インタフェースはmicroSDカードスロット、USB 3.0×1、USB 2.0×1(給電用)、miniHDMI、ヘッドフォン出力端子。
通信インタフェースはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.2。本体サイズはW260×H168×D9.6mm、重さは約455g。3年間のセンドバック保証が付属する。