"職住近接"を実現するレンタルオフィス「MID POINT」、第1弾は目黒不動前

大和ハウスグループのコスモスイニシアは11月20日、住宅立地に特化したレンタルオフィスブランド「MID POINT」の第1弾「MID POINT 目黒不動前」を開業した。

「MID POINT 目黒不動前」共用ラウンジ

「MID POINT 目黒不動前」共用テラス

近年ではシェアオフィス、コワーキングスペース、レンタルオフィスなどが増加しているが、その多くは都心部の主要駅近辺に供給され、住宅立地かつ1名から入居可能な施設はあまり多くはない。そこで同社では、「住居と職場の中間点」「新たなステージへの通過点」となるレンタルオフィス、MID POINTを開発した。

その第1弾として東急目黒線「不動前」駅から徒歩5分、JR山手線「目黒」駅から徒歩12分の住宅地にMID POINT 目黒不動前をオープン。築22年・8階建てのオフィスビルを同社が購入し、エントランス・専有部・共用部をフルリノベーションした「リードシー目黒不動前ビル」の5～8階部分をレンタルオフィスとして改装したもの。

「リードシー目黒不動前ビル」の5～8階部分をレンタルオフィスとして改装した「MID POINT 目黒不動前」

企画・運営および設計監修は乃村工藝社と共同で行い、5～7階の「ワークフロア」は、「1人用ブース」「1人用ルーム」を中心に、「2～3人用ルーム」も含め計67区画。ミーティングスペース、TELブース、PHOTOブースなどの共用スペースも用意されている。

また8階には、入居者が気軽に利用できる共用のラウンジやテラス、キッチンなどデザイン性の高い空間を実現した。そのほか、受付用の電話機、専用駐輪場、シェアサイクルサービス、宅配ボックスの設置などにより利便性を高めている。

「ワークフロア」にはブース・個室のほか、ミーティングスペース、TELブース、PHOTOブースなどの共用スペースを用意

ラウンジの企画・運営はPolarisが行い、入居者同士をつなぎ、コミュニティ形成を支援するコミュニティマネージャーが常駐する。3社が連携し、ビジネスをサポートするイベントを実施するなど、ここちよい場、ビジネスに創造力をもたらすつながりが生まれる仕組みを構築していくという。

1人用ブース(利用料2万9,000円～、共益費1万5,000円～/月額)は、プライバシーを守るウェスタン扉付きの集中できる空間。1人用ルーム(利用料3万9,000円～、共益費1万5,000円～/月額)は、よりプライバシーに配慮した完全個室。固定電話も利用可能。2～3人用ルーム(利用料5万9,000円～、共益費2万5,000円～/月額)は、レイアウト変更が可能な2～3人用完全個室。固定電話も利用可能。