2019年で放送開始から40周年を迎えるアニメ『機動戦士ガンダム』を記念し、「機動戦士ガンダム 40周年プロジェクト発表会」が21日、開催された。

最も注目を集めたのは、「ガンダム」シリーズ最新作の展開について。サンライズの浅沼誠氏から、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のテレビ放送、ガンプラをめぐる物語が繰り広げられる「ガンダムビルドシリーズ」の新作企画、SDガンダムワールドの新企画「三国創傑伝」、2014年から放送された『ガンダム Gのレコンギスタ』に新規カットを交えた劇場版の公開、さらにファンのあいだでも高い人気を誇る小説作品『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が劇場版三部作として展開されることが発表された。

『ガンダム THE ORIGIN』は、2019年4月よりNHK総合テレビにて放送。「ガンダム」シリーズのさまざまなプロジェクトに参加しているSUGIZOがオープニングとエンディングの楽曲をプロデュースすることも明らかになった。オープニング曲はLUNA SEAが担当する。SDガンダムワールド「三国創傑伝」は2019年の公開に向けて企画進行中。劇場版『Gのレコンギスタ』は、2019年公開を予定しているという。

また創通の難波秀行氏からコラボ企画について、IPコラボ、ご当地コラボなど従来よりも新しい切り口のコラボを予定していることが発表された。これらについては現在企画中であるという。そしてサンライズの宮河恭夫社長からは、40周年プロジェクトとして、コンセプトを「BEYOND」とした、作品、世代、国境を越えたプロジェクトを予定していることが明らかになった。キービジュアルでは、作品を越えたコラボレーションが実現している。40周年記念ロゴには、新たな作品との出会いを通して、さらなる「ガンダム」シリーズの世界へと導く、"メビウス"がイメージされている。

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