YouTuberのHIKAKINが、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)で、ストームトルーパー役の日本版声優を務めることが、“インターネット記念日”である11月21日に発表された。

HIKAKIN、ディズニー映画で声優に

HIKAKIN、『シュガー・ラッシュ:オンライン』でストームトルーパーの声優に

人間たちが知らないゲームの裏側の世界を舞台に、アーケード・ゲームのキャラクター ラルフとヴァネロペの冒険と友情を描いた大ヒット作『シュガー・ラッシュ』の最新作。インターネットを舞台にした同作だからこそ、ネット上で絶大な人気を誇るYouTuberのHIKAKINが日本版声優に決定した。

HIKAKINが演じたのは、ヴァネロペがインターネットの世界で迷い込んだ、さまざまなディズニーキャラクターたちが集まるWEBサイト「Oh My Disney!」で出会う「スター・ウォーズ」のストームトルーパー役。さらに、ストームトルーパー以外にもHIKAKINならではのキャラクターの声優も担当した。

映画の声優初挑戦となったHIKAKINは「(ストームトルーパーのシーンは)結構緊張感のあるシーンだったので、とても緊張しました。声のトーンを落としたりとか、いろいろなことを考えて、満足いくまで録らせていただきました」とコメント。

また、架空の動画サイト「BuzzTube」が登場し、ラルフが流行りの動画を投稿して、HIKAKINのような人気者になるシーンも描かれている本作を観て、「まさかディズニー作品で僕らがやっているような職業が描かれるとは想像していなかったのでうれしかったです。ラルフの動画は、全部現実でもバズるようなものばかりでした。本当に今のインターネットの世界では、明日になったらスターになっているというバズり方もあるので、それも見事に描かれているなと思いました」と、ネットの世界のリアルな描かれ方に驚いたそう。

ほかにもGoogleやTwitter、LINEなど身近に使っているサイトやSNSもたくさん登場することに、「『うわ~こうきたか!』と思いました。Twitterの鳥が飛んでいるなど、インターネットの空間があるということ自体を自分で考えたことがなかったのでちょっと衝撃でした。僕もインターネットの発達と共にいろいろ成長できたと思っているので、インターネットの良いところや悪いところも、すごく細かく描かれていて面白かったです」と絶賛した。

なお、11月21日の“インターネット記念日”は、1969年にインターネットの原形となる“ARPAネット”の公開実験が行われたことにちなみ制定された。

(C)2018 Disney. All Rights Reserved.