パナソニック モバイルコミュニケーションズは20日、4.7型の頑丈ハンドヘルド「TOUGHBOOK FZ-N1」新モデルの発売日を発表した。11月21日にWi-Fiモデルを法人向けに発売する。価格はオープン。
FZ-N1シリーズは2016年に発表された4.7型頑丈ハンドヘルド端末。上部に斜め配置のバーコードリーダーを搭載した音声通話対応ハンドヘルドで、屋内外の現場作業を主として、タフさが求められる環境での業務端末として開発された。
新モデルのラインナップは、Wi-Fiモデル、nanoSIMスロットを搭載したNTTドコモモデルとauモデルの3モデル。それぞれに、標準モデル、大容量バッテリー搭載モデルを用意する。Wi-Fiモデルは屋内作業に適した新モデルで、21日に発売。ワイヤレスWANモデルは2019年春に販売予定だ。
新製品は、コンクリート面へ210cmから6方向の落下試験を行うなど、従来から頑丈性能を向上。動作温度は、従来マイナス10度~50度だったところ、マイナス20度~50度まで拡大した。また、OSはAndroid 8.1へ、CPUはオクタコア(Qualcomm SDM660)へと基本性能をアップデート。メモリやストレージも強化されている。
Wi-Fiモデル(標準モデル)の主な仕様
- OS: Android 8.1
- CPU: Qualcomm SDM660 2.20GHz×4+1.80GHz×4(オクタコア)
- 内蔵メモリ: 3GB
- ストレージ: eMMC 32GB
- カードスロット: microSDスロット×1
- サイズ: W74×D156×H16.3mm(バーコードリーダー部は31)mm
- 重さ: 274g
- ディスプレイ: 4.7型HD(1,280×720ドット) (16:9)
- リアカメラ: 800万画素(夜間撮影用高輝度フォトライト搭載)
- フロントカメラ: 500万画素
- 通信機能: IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN
- バッテリー容量: 公称容量3,200mAh、定格容量3,100mAh(ウォームスワップ対応)
- バッテリー駆動時間: 約12時間
- インタフェース: microUSBポート、バーコードリーダー、NFCリーダーライター(おサイフケータイは非対応)、ヘッドセット端子など