きょう20日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手などを担当するヘアスタイリストに密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける大森寛子さん=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回登場するのは、ヘアスタイリストの大森寛子さん(37歳)だ。

25歳で単身ニューヨークにわたり、2010年、カット料金が12万円という超高級ヘアサロン「ジュリアン・ファレル」に入社。錦織選手をはじめ、スポーツ界やセレブたちから厚い信頼を寄せられ、14年にはニューヨークで1~2を争う名門美容室で売上トップにまで上り詰めた。現在は福岡を拠点に、東京・ニューヨークを渡り歩くフリーランスのヘアスタイリストとして活躍している。

福岡県生まれで、小さい頃からおしゃれをすることが好きだったという大森さん。地元の私立高校に進学するも、厳しい校則に耐えられず、髪を染めに行った美容室で出会ったスタイリストの自由な仕事のスタイルに影響を受け、一念発起した。専門学校で美容師への道を歩み始め、卒業後はアルバイトで貯めた資金を元手にニューヨークへ。10年間、腕を磨き続けたが、慣れない英語が壁となり、イジメや突然のクビも経験。そんな厳しい環境の中でも、彼女は「自ら信じた道」を貫いた結果、道が開けたという。

プライベートでは、中学の同級生だった夫と33歳で結婚し、翌年長男を出産。今では、家族との将来を考えてニューヨークから帰国して、福岡で暮らす。多くの顧客を担当するだけでなく、専門誌の記事執筆、ラジオ出演に講演会など、多忙を極める日々を過ごすが、自分のことで精いっぱいだった頃より、3歳の息子と夫に囲まれた今のほうが心に余裕を持った暮らしができているという。「髪型は個人個人が持つ何よりも大切なベストアクセサリー」と考え、いつも誰かの輝く姿をイメージしながら全力で走り続ける大森さんのセブンルールとは…。

スタジオでは、若林正恭がお笑い芸人行きつけ美容室についての話題を披露。個室で大きな声で話す、本人丸わかりのある先輩芸人が明かされる。また、青木崇高は、散髪する直前、「髪の毛が命乞いのようにツヤツヤし始める」と主張しだす。