アメリカ・ニューヨークの国連本部で19日(現地時間)、テレビ番組や映像コンテンツによる社会課題の解決を話し合うイベントが行われ、フジテレビのミニ枠番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』(7月1日~9月30日放送 ※関東ローカル)が紹介された。

  • 国連本部で説明するフジテレビの木幡美子CSR推進室部長(右)=同局提供

国連では、2030年までに世界中で解決すべき17の課題(SDGs=持続可能な開発目標)を設定。この目標の達成にはテレビなどの映像コンテンツによる情報発信が欠かせないとし、昨年から環境問題、貧困、飢餓などの問題解決に寄与したコンテンツ制作者たちが集まって取り組みを発表し合う場を設けている。

フジの番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』は、日本で初めてSDGs(Sustainable Development Goals)をテーマにレギュラー放送したもので、映像の力で、SDGsを多くの人に知ってもらうきっかけになった番組として紹介。番組に携わってきた木幡美子CSR推進室部長がトークセッションに参加し、アメリカのディズニー・チャンネルのメガヒットテレビシリーズ『ハイスクール・ミュージカルシリーズ』でテイラー役を演じ、若者支援を積極的に行っている女優のモニーク・コールマンら、パネリストたちと意見交換した。

木幡氏は、同番組が多くの部署や組織が連携して実現したことや、4つのプラットフォーム(地上波・BS・公式サイト・FNNプライムオンライン)で展開したことの意味と効果などについて説明。トークセッションを終え、「多くのテレビ制作者・クリエーターたちが、映像コンテンツの力を活用して地球規模の課題解決に向けた挑戦をしていることが印象深かった。フジテレビの番組を通じた取り組みがSDGsの推進に貢献したとして、国連という場で評価され光栄に思います」と、喜びを語った。

また、このトークセッションでは、『フューチャーランナーズ~17の未来~』の第2弾放送に向けて調整中であることも明らかにされた。

(C)フジテレビ