タレントのマツコ・デラックス(46)が、19日に放送されたTOKYO MXの情報番組『5時に夢中!』(毎週月~金17:00~17:59)で、自身の「幸福論」について語った。
番組では日刊ゲンダイの連載「今週グサッときた名言珍言」(てれびのスキマ)を紹介し、お笑い芸人・ヒロシの「幸福論」をトークテーマに。ヒロシは、テレビで求められることと自分ができることのギャップに苦しんだ結果、「無理せず好きなことを自分のペースでやっていきたい」と思うようになったという(『新R25』18年4月26日)。
これについてマツコは、「『どのタイミングで降りるか』というかさ。サラリーマンの人だったら定年で辞めますとかね、わかりやすいけど、そうじゃない仕事をしてる人って……わかんないよね」と引き際の難しさを感じている様子。「私も、もはやもうどこで力を抜いたらいいかわからなくなってるもん」と吐露した。
その上で、「ヒロシさんの場合はちょっと早すぎなんじゃないの? という気もあるけど、それをやれる度胸というか、勇気というか、それはすごいなと思う」とヒロシの決断を称賛。自身については、「私、すごいポリシーがあるように思われてるけど、実はそんなになくて。どうでもいいので、人生」と打ち明けた。
一方で、「だから意外と苦ではないけど、だからこそなおさら言われたことを『はいはいはいはい』やってたら、消費されるだけだなというのもあるから、逆にうるさく言っているところもある」とあえてこだわりを持つように心掛けている理由を説明。「それを言っておかないと、おまんま食えれば何でもいいと思っている方だから。どっちかって言うと。『これはどうなんだ?』と自問自答しながらやっていかないと」と胸の内を明かしていた。