エアトリは11月16日、「有給休暇取得の義務化」に関する調査結果を発表した。調査は10月25日~28日、10代~70代の男女1,151名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「2019年4月より、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、年5日以上の有給休暇を取得させることが義務化された」ことを知っているか尋ねた結果、認知度は51.7%となった。
続いて、就業中の人に対し、自身が本制度の対象者であるか聞いたところ、7割超が「対象者である」(73.7%)と回答。有休取得義務化の非対象以外の人に、現在、年間5日以上の有給休暇を取得しているか聞いたところ、7割以上(70.8%)の人が、すでに義務化となる取得日数5日を超えていることがわかった。
自身またはパートナーが就業中の人に対し、有給休暇取得の義務化についてどう思うか尋ねたところ、「とても嬉しい」(就業中44.1%、パートナーが就業中55.8%)あるいは「まあまあ嬉しい」(就業中20.1%、パートナーが就業中17.3%)と回答した人の割合は、就業中の人で64.2%、パートナーが就業中の人では73.1%という結果に。
有給休暇の取得が義務付けられたら、どのような事に活用したいかを聞くと、「海外旅行」(76.0%)が最も多く、次いで「国内旅行」(58.4%)、「自宅でゆっくり」(42.4%)、「家族と過ごす」(22.9%)と続いた。