トレンドマイクロは19日、App Storeでの公開が差し止められていた同社アプリの一部について、公開が再開されたと発表した。
App Storeで公開が再開された同社個人向けアプリは、「ウイルスバスター モバイル(iOS版)」を含む下記8つ。ウイルスバスター モバイルの3種類は、Appleのポリシーに沿う形で、Webサイト閲覧時に不正なコンテンツをフィルタリングする「コンテンツシールド機能」が省かれており、同機能内の「保護者による使用制限」も利用できなくなっている。
- ウイルスバスター モバイル(iOS版)
- ウイルスバスター モバイル月額版(iOS版)
- ウイルスバスターマルチデバイス月額版(iOS版)
- パスワードマネージャー(iOS版)
- パスワードマネージャー月額版(iOS版)
- ウイルスバスター マルチデバイス + デジタルライフサポートプレミアム 月額版
- ウイルスバスター for Home Network(iOS版)
- フリーWi-Fiプロテクション(iOS版)
トレンドマイクロの複数アプリでは、ユーザーのブラウザ閲覧履歴を”セキュリティ目的”をうたい収集(一部アプリでは無断収集)、アップロードしており、Appleが2018年9月にMac向け/iOS向けアプリを公開停止していた。個人向けの「Jewelry Box(iOS版)」と「ライトクリーナー/ライトクリーナーLE」の2つはいまだ公開停止中。また、法人向けの「Trend Micro Mobile Security (iOS デバイス)」も引き続き公開停止している。