女優の木村佳乃が、来年1月22日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『後妻業』(毎週火曜21:00~)に主演することが19日、明らかになった。現在放送中の『あなたには渡さない』(テレビ朝日系)から2クール連続の連ドラ主演となる。
黒川博行氏の同名小説が原作で、過去には大竹しのぶ主演で『後妻業の女』として映画化もされた今作。「後妻業」とは、資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行うもので、木村は、男をたぶらかすのが天才的な後妻業のエース・武内小夜子を演じる。今作の舞台が大阪ということで、木村は関西弁の妖艶(ようえん)な悪女役に挑む。
さらに、結婚相談所「微祥」の経営者だが、実際は小夜子たちが行う「後妻業」の黒幕・柏木亨役で高橋克典。小夜子と柏木を追い詰めていく元刑事の私立探偵・本多芳則役で伊原剛志。父親が小夜子に「後妻業」のターゲットとされた娘・中瀬朋美役で木村多江も出演。木村多江は、木村佳乃と壮絶な舌戦やビンタ合戦を繰り広げる。
木村佳乃は、今回の出演に「これは大変だぞ!と思いました。どんなことになるか今はまだ想像もつきませんが、とにかく楽しみです」とコメント。「とても面白い作品に出会うことができました。観てくださるみなさんの期待を、いい意味で裏切っていきたいと思っています! ぜひご覧ください」と呼びかけた。
また、高橋は「久しぶりの“不良役”、楽しみです」、木村多江は「人間たちの糸がもつれて行き、愛おしさがじわじわにじむ楽しいドラマです」、伊原は「大人の色気、楽しさ、妖しさを、この後妻業で楽しんでいただければ幸いです」と、それぞれアピールしている。