アバー・インフォメーションはこのほど、本体のカメラで撮影した映像をUSB接続でPCなどに出力できる書画カメラ「AVer Vision U70+」を発売した。希望小売価格は39,800円(税別)。
U70+は、土台からのびるフレキシブルアームの先端にカメラを備える。カメラの画素数は1,300万画素で、4K(3,840×2,160ドット) / 60fpsでの映像出力が可能だ。最大16倍までのズームにも対応する。最大撮影エリアは530×396mm(4:3)、545×305mm(16:9)。
UVC(USB Video Class)に準拠し、付属のUSBケーブルでPCと接続するだけでWebカメラとして使える。学校などの授業で、モニターやプロジェクターに映像を出力して利用することを想定し、教育関係者をメインターゲットに据える。なお、モニターにU70+の映像を映し出すには、U70+をPCに接続し、PCとモニターを市販のHDMIケーブルなどでつなぐ必要がある。
本体にはマイクを備え、SkypeのカメラとしてU70+を使えば、高画質な映像を相手に送信可能だ。このほか、アバー・インフォメーションが提供する無料のソフトウェア「A+ Plug-in」を使うと、U70+で撮影している映像をキャプチャーしたり、録画したりできる。本体のインタフェースはUSB 3.0。使用時のサイズはW233×H468×D312mm。フレキシブルアームをまげるとコンパクトになり、収納時のサイズはW242×H44×D187.5mm。重さは1.7kg。